アジアに入り、タイ、カンボジア、ラオス、ベトナム、中国と自転車で走ってきた。

fig1china.jpg


中国に入ってからは、春節とドンピシャでかちあい、色々と面倒なこともあったが、問題なく歩みを進めていた。
⇒ 春節中の中国を自転車で走ってはいけない理由

MAQ09161(1).jpg


春節以外はホント何もない。
逆に言えば、つまらない(笑)

思っていた以上に中国の道は走りやすい。

Field_17767.jpg


領土が広いため、道路も非常にゆったりとしている。
何より、道路が新しく、路肩も広い。
中国の高速道路だけで、2007年の1年間だけで、日本の高速道路の総延長に匹敵する8300キロも建設されたらしい。中国の高速道路、国道は近年目覚ましい建設ラッシュだったということだ。

自転車や歩行者道路も広々しており、走りやすい。

ただ、川が多いため、大回りしなければならない箇所もいくつかあった。
その中でも広州から深センに向かう道はかなり大回りしなければいけないと思っていた。

chinamap4.jpg

中国の大都市と言えば、北京、上海、広州、深センの4箇所。
これらの大都市は走るのは、苦労するだろう。
なぜなら、都市に行けば、人も車も排気ガスも半端ないので自転車では走りにくい。

自転車乗りあるある「大都市嫌々病」が発症する。
という事で、何とかして広州をショートカットできないか地図を眺めていると、とある道を発見した。

chinamap5.jpg

2キロ以上の橋があり、ショートカットできそうだ。
しかし、大きな橋は基本的に自転車は走れない場合が多い。
別の地図でこの場所を確認すると、道すらない(汗)

新しい橋が作られたに違いない!!
という、ポジティブシンキングで、ダメ元で行ってみた。

しかーし!!道はなかった。
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

周りの人に聞きまくった結果、フェリーに乗せてもらうことになった(笑)

IMG_1389.jpg

なぜか無料のフェリーだった。

無料のフェリーってあるのかな?
と、日本を思い返してみると、大阪の渡し船が無料だったことを思い出した。
調べてみると、日本の渡船が無料の場所も結構あった。
⇒ 渡し船(wikipedia)

ちなみに、ヨーロッパも渡し船文化が多く、ばっちりお金を取られた(笑)
⇒ オランダの自転車事情!橋がなくても船がある
⇒ 二度目のトラップ(オランダ・ドイツ)

広州を通らず、深センに行けるルートであるため、渋滞緩和が目的なのかもしれない。
利用者も多かったので、その可能性はある。

都市に行けば行くほど、マスク必須だ。

IMG_1395.jpg


この船には意外と現地の自転車乗りの方も同乗しており、何やかんやで仲良くなる。

Field_17838.jpg


その後、ご飯に一緒に行った(笑)
同じ趣味や乗り物があると連帯感が半端ない。
最近の中国の若者は英語が喋れるので、意思疎通もある程度できるし、英語が喋れない人でも漢字で書けば何となく分かってくれるので、意外と中国で不便はしなかった。

そして、大都市 深センへ…。
思っていた通りの都会で交通量も格段に増えた。

IMG_1403.jpg


あぁ、大都市嫌々病が発症。
一刻も早く宿に…、逃げたい。
簡単に逃げさせてくれないのが、中国なのである。

つづく

このエントリーをはてなブックマークに追加
関連記事
2018 / 07 / 23 | Category : 中国  | comments(0) | 
「舞妓Haaaan!!!」という映画はご存知だろうか?
宮藤官九郎がシナリオを執筆したもので、サラリーマン鬼塚公彦(阿部サダヲ)が京都・祇園の舞妓と野球拳をしたいという夢を追い求めるというコメディ映画である(2007年)。主演は阿部サダヲ、堤真一、柴咲コウの三人。



コメディ映画の中でも、かなり好きな部類で3度は見ているような気がする。
その中で「あんさんのラーメン」という阿部サダヲが開発したインスタントラーメンが登場する。
あんさんのラーメンとは、「お好みの具をのせて(別売)、あんさん(あなた)だけのラーメンに仕上げるカップ麺」と言うコンセプト商品だ。当時、実際に日清食品よりコラボ商品として販売されていた。

ansan01.jpg

カップ麺の価格が135円。
各具材の価格が95円。
カップ麺と具の値段がほとんど変わらない。
コラボ商品のため、レギュラー化ができなかった。
ということで、程なく終売を迎えた商品であろう。

この「あんさんのラーメン」を念頭に置いて、中国のインスタントラーメン事情を見ていただきたい。


中国のインスタントラーメンは安くてクオリティが高い!


Field_17778.jpg

値段は50~70円程度。
味も普通に美味しく、ボリュームもあり、満足度が高い。
宿でお湯がいつでも手に入るので、お手軽に食べることができる。

さらに、スーパーにはインスタントラーメンの近くに大量のトッピングが売られている。

Field_17777.jpg


煮玉子
Field_17812.jpg

メンマ
Field_17815.jpg

ザーサイ
Field_17816.jpg

鳥の手羽先(?)
Field_17779.jpg

全体的に価格も安く、10円ぐらいから買える。
とくによく購入したのは、鳥の手羽先(20円)。
見た目はグロテスクだが、レトルトパウチ入りで保存が効くし、甘辛ダレ味の焼き鳥のようで美味しい。ラーメンのトッピングとしてではなく、おつまみとして常備していた(笑)

鳥の手羽元大人買い(笑)
Field_17792.jpg


自転車旅をしていると、大量に汗をかくため、薄味よりも濃味の方が食べたくなる。
広東料理の麺類は総じて薄味で物足りなかった(体には良さそう)ため、インスタントラーメンの方が美味しく感じてしまい、後半は店で麺類を食べなくなった。
⇒ 期待を裏切られた中国のご飯について考察してみた


中国のインスタントラーメンは、トッピングを安価に足していけるため、自分好みのボリュームのあるラーメンが作り出すことができた。
これはまさしく、「舞妓Haaaan!!!」の「あんさんのラーメン」がレギュラー化していると言って良いだろう。

中国で一番美味しかったのはインスタントラーメンかもしれない。

このエントリーをはてなブックマークに追加
関連記事
2018 / 06 / 25 | Category : アジア  | comments(0) | 
中国と言えば、食。
世界三大料理の1つである(フランス料理、トルコ料理、中国料理)。
フランスには1ヶ月近くも滞在していたにも関わらず、フランス料理は食べず、フランスパンの日々だった。フランスパンと生ハムのコンビネーションが美味しすぎた記憶がある。
⇒ フランスの食 バゲットと生ハムの相性は最高

トルコには約2ヶ月滞在していたので、色んな料理を食べた。
外食の料理はそこまで美味しくなかったが、トルコパンと家庭料理が美味しかった。
⇒ トルコの食 その② 絶品!トルコのパン
⇒ トルコの食 その③ トルコの家庭料理編

フランスのパンとトルコのパンは本当に美味しい。
もしかすると、世界三大料理は主食の美味しさなのかもしれない。

そして、ネパールで食べた中華料理が何を食べても安くて美味しく、中華料理の偉大さを再認識させられた。
⇒ 人生初のシャトーブリアンはカトマンズで!多国籍料理のレベルも高い

この辺りから中国でのご飯が楽しみだった。
旅友達も中国のご飯はどんな辺鄙な場所でも美味しいと言う。

そう、僕たちは中国での食を期待しまくっていたのだ。
そんな中国で食べたものを紹介する。


屋台料理はそこそこ美味しい


肉まんに外れはない


Field_17723.jpg

中国の屋台で食べたもので一番美味しかった。
しかも、1つ40円!!
肉まんは、見つけ次第購入が鉄則(笑)

肉まん以外は外れがある


Field_17769.jpg

屋台で売られていたさつま揚げのようなもの。
油がまわっていてイマイチだった。

チマキ
Field_17775.jpg

普通にチマキ。
とくにまずくも美味しくもない。

タイ、カンボジア、ラオス、ベトナムに比較して、屋台が減った印象だ。味も格別美味しいものが少なかった。
⇒ 毎日お祭り屋台天国!タイ(バンコク)で食べたオススメ屋台料理


スーパーも当たり外れが激しい


この旅最不味商品


Field_17790.jpg

見た目はレモンの砂糖漬け。
見た目は非常に美味しそう。
しかし、強烈な塩味と苦み、えぐみが混ざった味の謎の食べ物。パッケージに「美味」と書いているが、冗談じゃない!!
食べ残しをほとんどしない僕たちでも、無理だった。体も拒否するので、さすがに捨てた…。改めて思い返すと、旅行中に食べて不味かったものNo.1かもしれない。

中国の自然派商品


Field_17801.jpg

缶詰おかゆ(ぜんざいに近い)シリーズもよく買っていた。
お値段70円。
防腐剤着色料無添加というヘルシー志向。
味も甘すぎず素朴系で種類もいくつかあった。

Field_17802.jpg

色んな麦、豆やら芋やら入っている。
ラーメンをよく食べていた時期があったので、これで栄養を補っている気になる(笑)
スーパーでは一番ラーメンを買っていたが、ちょっと面白かったので別の機会に詳細を書こうと思う。


中国の食堂、レストランも当たり外れが…


Field_17818.jpg

食堂は、ご飯(お代わり自由)とおかず(一品)セットで一人300円程度。
かなり薄味で、あっさりしていた。
中国の食は、日本で食べるチンジャオロースやホイコーロなど、ガツンと濃い味の中華料理のイメージがあったので期待しすぎたのかもしれないが、自転車乗りには少し物足りない味だった。

毎日のように外食をすると、たまに美味しい店に当たる。
バケツスープで度肝を抜かれる。

Field_17830.jpg

バケツスープも料理の味もしっかりして美味しかった。

Field_17831.jpg

おっ!やっぱり中国美味しいな!!
と思える日もあれば…、ん?味にコクが全く無い…。
という日もある。

Field_17823.jpg

Field_17825.jpg

Field_17863.jpg

Field_17835.jpg

一通り色々食べてみたが、中国の一般庶民が行くような店は、日本で馴染みのある中華料理ではなく、地域によって味付けに差がある(薄味など)と感じた。見た目は良いけど、コク(味の深み)のない料理が多く、ガッカリした。
初めの期待が大きいと、その差に落胆が隠せなかった。

この期待値との差がなぜ起こったのか、考えてみた。


中国は大きく味付けも地域差が大きい


china1.jpg

中国はとにかく広い。
国土面積は、日本の25倍。人口は10倍。
中国の味付けは地域差が大きいことで有名だ。

中華料理は大きく4つに分けることができ、四大中華料理と言われる。

china2.jpg


① 上海料理
甘辛く、濃厚でリッチな味わい。日本人の口に合う料理が多い。
② 広東料理
「食は広州にあり」と言われるように、中華料理で最もポピュラーな料理。
③ 北京料理
中国王朝の宮廷料理がルーツなため、見栄えの豪華さが特徴。塩味が濃い。
④ 四川料理
唐辛子や山椒などの香辛料がふんだんに使われており、ピカイチの辛さ。

実は、四大中華料理に加えて八大中華料理なんて分類もある。
山東料理、江蘇料理、浙江料理、四川料理、湖南料理、広東料理、福建料理、安徽料理
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

これだけ細分化できるということは、地域差が大きいということだ。
きっと僕たちが訪れた地域が良く言うと、あっさりとした優しい味わい、悪く言うと味気のない地域だったのかもしれない。

僕たちの走行ルートと照らし合わせると、僕たちは広東料理を食べていた。
あれ?
中国で最もポピュラーな料理の地域だった。
あれ?
なぜだ、なぜ美味しくなかったのか…。

家庭料理はポピュラーな中華料理なのか?


ベトナム寄りの広東料理(家庭料理)


Field_177251.jpg

春節の時期に家庭料理をご馳走してもらった。
⇒ 中国の春節の宿探しは大変!春節気分を味わうのなら田舎へ!

家庭料理も素材の味を重視した優しくシンプルな味ばかりだった。

あれ?ポピュラーな中華料理?
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

中華料理と言えば、味が濃く、ご飯に合うようなものと思っていた。
上海料理や四川料理がそれに当たるのかもしれない。

広東料理について調べてみると、「フカヒレや燕の巣を始め、貝柱、カキ、ヒラメの干物など、海産の乾物のうま味をとりいれ、総じて薄味で、素材のうま味を生かす料理が多い。」と記載されていた。

広東料理は薄味(あっさり)だったのだ。
店によって、当たり外れが大きい理由も見えてきた。
僕たちが行った食堂は、地元の食堂。
安食堂だと、素材のうま味を十分生かせていない薄っぺらい味になっていたのだろう。時々出会う、美味しい食堂は素材のうま味を生かしきれていたと考えられる。

中国は広い!地域差を感じながら旅したいが、自転車では広すぎる。
薄っぺらい味では食の面白さが感じられず、徐々に中国に飽きてくるのであった。


このエントリーをはてなブックマークに追加
関連記事
2018 / 06 / 15 | Category : アジア  | comments(0) | 

WHAT'S NEW?