イランでは自転車を置いて、ラシュト⇒テヘラン⇒イスファハン⇒シーラーズ⇒ヤズド⇒テヘランをバスで小旅行した。
せっかくなので、そのときのバス情報を書いておこうと思う。
イランの長距離バスの種類
▼ ノーマルバス
▼ VIPバス
の2種類が存在する。
VIPバスはその名前の通り、設備やサービスがノーマルバスより優れている分、値段が高くなっている。
チケットの購入方法
ホテルで購入してもらう
当然「仲介料」が発生するため、割高だが、最も安心感がある。
たまに、バスターミナルでは売り切れてないので、ホテルで購入するようにと勧められたこともあるが、かなりの数のバス会社があるので、何とかなる。
街のチケットセンター
ラシュトという田舎町のチケット売り場で購入を試みた。
しかし!!
英語は通じない。何を書いているか意味不明。
何とか意思疎通ができたような気がしたが、購入する気にはならなかった(笑)
もっと観光地なら、英語の喋れる店員が対応してくれるはずだ。
長距離バスの運転手に直接交渉
交渉と言うほどでもないけど、バスターミナルで歩いていると、行き先を連呼している運転手がいるので、値段を聞いて乗車する。この場合は、バス車内でお金を支払うシステム。ちゃんとチケットも発行してくれるので、ぼられていないはず。チケットをもらっても、何を書いているのかチンプンカンプン。
でも、ペルシャ語の数字はマスターしたので、払った金額と合致していることを確認する。
バスターミナルのチケットカウンター
イランのバスターミナルは立派だ。
チケットカウンターが立ち並び、その場で発券してくれる。
乗りたい時間帯、グレード(ノーマルバスかVIPバスか)を伝えれば、OKだ。
厳格なイスラム国なので、女性は後方座席、男性は前方座席と決まっている。
夫婦の場合は隣どうしで座ることができ、バスの中央あたりの座席だ。
バスに自転車は乗せられるのか?
普通に乗せられる。
中東は乗せやすい印象だ。
なんてったって、荷物付きでそのまま乗せられる!!
(自転車は別途料金が必要なので、交渉が必要)
めちゃくちゃ暑い中、自転車で走ると、食べ物も飲み物も大量に必要だ。
クーラーガンガンのバスだと、何の心配もいらない。
そして、安い!!
外食が高いが、バスは安い。
コストを考えるとイランの移動手段はバスしか考えられない。
では、どのくらい安いのだろうか?
イランで乗ったバスの値段
ラシュト ⇒ テヘラン
チケット購入場所:バスターミナルで運転手と交渉
距離:約300km
グレード:VIP
値段:600円/人
自転車;600円/台
自転車の値段を交渉せずに乗せると、自転車と人が同じ価格に…(笑)
元々安かったのと、そのまま突っ込めたので、まあいいかと言う流れに。
たぶん、事前交渉すれば、半値ぐらいかも?
テヘラン ⇒ イスファハン
チケット購入場所:バスターミナルで運転手と交渉
グレード:ノーマル
距離:約400km
値段:650円/人
イスファハン ⇒ シーラーズ
チケット購入場所:バスターミナルのチケットカウンター
グレード:VIP
距離:約450km
値段:1200円/人
VIPの中でも様々な値段がある。
その中でも良いバスに乗ってみた(笑)
シート間が広く、快適。
お菓子も配られた…。
キュウリが生のまま「ドーーン」と入っていて、笑った。
さすがVIPの設備とサービス!
と喜んだのも束の間、運転が荒過ぎる…。
深夜にも関わらず音楽が流れ続ける…。
高いVIPでも運転手が悪けりゃ、最悪だ。
シーラーズ ⇒ ヤズド
チケット購入場所:バスターミナルのチケットカウンター
グレード:VIP
距離:約400km
値段:880円/人
VIPとノーマルの値段があまり変わらなかったので、VIP。
正直、VIPとノーマルの違いが分からなくなって来た(笑)
ヤズド ⇒ テヘラン
チケット購入場所:バスターミナルのチケットカウンター
グレード:ノーマル
距離:約600km
値段:960円/人
大阪-東京の距離が約500km、それよりも長距離なのに、1000円を切る値段設定。VIPとノーマルグレードの違いが本当に分からなくなってきたので、最後にノーマルに乗ってみたら、ますます違いが分からなくなった。
なぜか、深夜にアイスとジュースのサービスがあった。
寝る前に砂糖…、謎が深まる一方だ(笑)
引っかかる点は多少あるもののコストパフォーマンスは最高なのは言うまでもない。
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