自転車で旅をしていると、ワイルドなキャンプサイトに泊まるときもたまにある。
Wifiなし、電気なし、水場なし、トイレなし。野宿と同じ条件のような・・・。
5分程度歩けば、水場、シャワーおよびトイレはあるのだが、テントサイトには本当に何もなかったアメリカカンザス州のキャンプ場。
設備がない分、虫と動物は多かった・・・( ̄■ ̄ll

DSC00473.jpg


野鹿がこういう体勢で用を足すのを初めてみた(笑)
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背中にあるイボは・・・?



シャワー中に、あることが発覚した。
背中を洗っているとき、イボのような感覚がする。痒くも痛くもない。
少しひっぱってみたところ、皮膚が伸びる。
これは、イボだ。
イボに違いない、でも今までになかったものなので、どうなっているか ゆかに見てもらった。

ゆか「なんかイボがあるね」
よう 「やっぱりイボか」
ゆか「・・・・・・・・・・・・・・・・」
ゆか「足が生えてる・・・」
よう 「えっ・・・( ̄■ ̄ll 」


ガッツリ虫が僕の皮膚に埋まっている。
DSC00496.jpg


調査中・・・。ふむふむ。
これは、マダニだな。よく犬や猫の血を吸うやつ。


マダニとは?その危険性は?



▼ マダニとは・・・?
野山に潜んでおり、タイミングを見計らって動物にジャンプし、宿主から血液を摂取するようだ。
マダニの口器は鋏のような形状をしており、これにより皮膚を切り裂く。さらに、口下片と呼ばれるギザギザの歯を刺し入れて、宿主と連結し、皮下に形成された血液プールから血液を摂取する。蚊のように針を刺すのではなく、皮膚を噛み血を出して、血を吸うらしい。

ほほー、僕の皮膚にもガッツリ刺さってますなー。そして、ちょっとやそっとじゃ抜けなさそう。
これは、宿主(僕)とダニのギザギザの歯が刺さっているということか・・・。


▼ マダニの危険性
マダニの危険性は何といっても感染症。病原体を媒介させるベクター(運び屋)的な動きもするので、様々な感染症を引き起こす可能性がある。これは、何とかせねば。


マダニの歯が皮膚に刺さっているときの病院の対処方法



▼ 日本の対処方法

皮膚に口器(ギザギザの口)が残らないように小さく切開する。
口器が残ると感染リスクが高くなると推測。


▼ アメリカの対処方法
アメリカの標準方法といえば、CDC(Centers for Disease Control and Prevention)だと思い、調べてみる。

調べると何でもあるものです。あっぱれ情報化社会。
CDCの記述によると、ピンセットで根元からまっすぐに引っこ抜け!口器が残ったらできるだけ取れ!それでも残ったら放置しろ。なんとまぁ、豪快な(笑)

その他にもMERCK MANUALS日本語版はコチラ)でも似たようなことを書いていた。

アメリカは引っこ抜くが主流みたい。日本のように切開すると若干でも傷が付くので、そっちのほうが問題のようだ。

病院へ行くことが一番良い(保険に入っているので無料)のだが、如何せん面倒くさかったので自分で何とかしようと調査を続行した。その過程で、色んな民間療法がある情報を得た。


皮膚に刺さったダニを取る方法(民間療法)



自力で取ろうとする人も多く、色々やっていた。
⇒ 酢(酸)で取れる
⇒ アルコールで酔わせて取れる
⇒ ワセリンやマニキュアで窒息させて取れる
⇒ 火であぶればびっくりして取れる


情報は全て集まった!!!治療へ・・・(笑)


ダニを引き抜くための治療ステップと実践



① 民間療法を試す
② 引っこ抜く
③ 口器が残ったら病院に行く

という治療ステップを踏むことにした(笑)


① 民間療法


⇒ 酢がなかったので、レモン汁で代用・・・苦しそうにモガクが離さない。しぶといやつめ。

⇒ ワセリンで窒息攻撃。これまた苦しそうにモガキ、動かなくなる。
ヤベッ。死んでしまった・・・?
翌日見ると、また動き出す。。。しぶといやつめ。

⇒ アルコールを買ってきて、試してみる。手指消毒用なので、死ぬ可能性が高いがやってみる。
今回も苦しそうにモガクがやっぱり離さない。そして、ご臨終。。。あぁ。死んでしまわれた。
これで民間療法で抜くのは不可能に。


② 引っこ抜く


マダニを引っこ抜く、専用の器具があるらしいので、探しに行く。
血を吸うマダニのことを英語で「Tick」というので、「Tick removerください」と薬局で尋ねると、
店員 「ここにはないなー。7つ向こうの店にあるんじゃないか?」という。

7つ向こうの店・・・ペットショップだし( ̄ー ̄ll
とりあえず入って聞いてみた。
「Tick removerください」
店員 「ワンちゃん用ですか?猫ちゃん用ですか?」
僕 「僕ちゃん用です。背中にマダニがいるんです」
店員 「爆笑」
むっちゃ美人な店員にこの上のないぐらい爆笑されたので、良しとします。
薬局の店員は、動物用のダニを取る薬が欲しいのだと思ったようだ。

専用器具は諦め、ピンセットで行こうではないか。


手先の器用なゆかに賭けてみる!
アルコール消毒し、一気に抜く!皮膚がのびるのびる・・・。
と、取れた!!!!
口は・・・?皮膚に残っていない!!
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!


取れたマダニ殿。ちゃんと口器も付いています。
DSC00537.jpg


大きさ比較。意外と大きい。
DSC00538.jpg


奇跡的(?)にきれいさっぱりマダニの除去に成功した。
感染症の潜伏期間(10日程度)経過しても何の症状も出なかったので問題なかった。
いやー、よかった。
深い森でキャンプや野宿をするときは気をつけなければ。

近くに病院があれば、病院へ行きましょう(^ー^)
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2014 / 06 / 23 | Category : アメリカ  | comments(8) | 

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▶ Comment

僕ちゃん用…!!
お腹かかえて笑った笑った(笑)

またいつでもどうぞ。
2014.06.23 21:35 | URL | なおぱんだ #- [edit]
これかー。
この大きさで噛まれて痛くも痒くもなく媒介するって
静かなる敵は怖いね。
感染してなくて良かったです!
2014.06.24 00:34 | URL | ゆき #- [edit]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2014.06.26 21:28 | | # [edit]
> なおぱんださん
ありがとうございます。心強いです^^
あれ以来草むらに入るときは気をつけるようになりました(笑)
2014.06.29 22:14 | URL | ようゆか #- [edit]
> ゆきさん
ご心配おかけしました、何事もなくて良かったです^^
半端ない噛み付き力でした(笑

2014.06.29 22:30 | URL | ようゆか #- [edit]
火の微妙な匙加減が難しそうで断念しました。
ヒルは火とよく聞きますが、ダニも火が有効なんですね。次回は…ってないことを願ってます(笑)
2014.06.29 22:36 | URL | ようゆか #- [edit]
何度読んでもわらける!
2014.09.05 22:22 | URL | なおぱんだ #- [edit]
>なおぱんださん
色んなものに刺されてます。
ブユ編もよろしくです(笑
2014.09.08 07:01 | URL | ようゆか #- [edit]

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