世界を周るサイクリストやバックパッカー、誰もがアフリカの最後に訪れる場所、それが喜望峰(CAPE OF GOOD HOPE)なのだ。日本語のネーミングセンスの高さを感じられる。CAPE OF GOOD HOPEを直訳すると、希望岬になるはずなのに、喜望峰ってところが何だか素晴らしく思える。

気になったので、ネーミングの経緯を調べてみた。


喜望峰の名前の由来は?岬が峰になった理由



諸説あるらしいが、有力な理由は、「誤訳」
ご、ご、ごやく!?

(((((((( ;゚Д゚)))))))

よくよく考えれば、峰って、山頂や山の尖った部分を意味する言葉だが、岬に山頂ってワケワカメだよな。喜望峰の雲行きが怪しくなってきた。

さらに調べると・・・。
時代は遡り、江戸時代の書物に「ケープタウンの背後にそびえるテーブルマウンテンが喜望峰」と書かれているそうだ。つまり、テーブルマウンテンと喜望峰が混同し、誤訳しちゃった、テヘペロ♪な理由だった。

(((((((( ;゚Д゚)))))))ぉぃぉぃ

そして、未だにこの慣用語になっている「喜望峰」は訂正されずに現存している・・・。
し、調べなきゃ良かったーーーーー!!!!



喜望峰の名前の由来は?希望が喜望になった理由



この理由に至っては、驚愕させられた。

希望が喜望になった理由・・・「不明」
誰がいつ「喜望」と名付けたかは分かっていないようだ。
このサイトに詳しく書かれているので、興味がある人は是非。


何やらロマンかき立てられる「喜望峰」
蓋を開ければ、誤訳と不明の上で成り立っていることにガッカリ。
僕が素晴らしいと思ったピュアな気持ちを返していただきたい。


ガッカリついでに、もう2つ教えておこう。
① そもそも喜望峰より、ケープポイントの方が南に位置する。

② 喜望峰がアフリカ大陸の最南端と言われることがあるが、実際には東南東へ約150km離れているアガラス岬が最南端である。


うーむ。


************************


きっと、喜望峰(赤丸)には何かがあるのだろう。
さて、ケープタウンから喜望峰に自転車で行くルートの大きく分けて2種類ある。

喜望峰へ

海岸線を通っていくルート(青矢印)
街中を通っていくルート(赤矢印)

景色は間違いなく海岸線ルートの方が良い。
しかーし、地図の等高線を見ながら、ルートを考えていると、海岸線ルートは、かなりアップダウンが激しいのだ。世界を自転車で走っておきながら、実は1mだって坂を自転車で登りたくなく僕たちは迷わず街中ルートを選択した(笑)


ケープタウンを出発し、喜望峰を目指・・・さない(笑)
寄り道大好きな2人はサイモンズタウンを走っていると、こんな看板を見つけた。

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サイモンズタウンのボルダーズビーチは、絶滅危惧種に指定されているアフリカペンギン(ケープペンギン)を世界で唯一、間近で見られる場所らしいのだ。ペンギンと言えば、よちよち歩きがたまらない魅力として、どこの動物園でもアイドル的な存在。そんなペンギンが半野生の状態で見られる。

これは見なければ!!

しかも!!国立公園内の遊歩道に行くと有料だが、周りの遊歩道で見ると無料で見られる。
下の砂浜に降りるとお金がかかる。

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南アフリカでは現金を下ろさずに乗りきろうとしていたので、手持ちのお金がハッキリ言ってないのだ!

ちなみに、ナミビアドルと南アフリカランドは等価交換できる。
手数料なしで等価交換。
錬金術師もビックリだ。
銀行でもガソリンスタンドでもスーパーでも可能。
というか、どちらの通貨も使える。

でもね、これはナミビアの話。
ナミビアでは、ナミビアドル、ランドの両方が使えるが、南アフリカではランドしか使えないという理不尽さ。経済的に上位の南アフリカの方が断然強いという構図だ。
そのため、ナミビアから南アフリカに行く人は、「ナミビアで、ナミビアドルをランドに換金するべき」なのだ。

このことは知っていたので、ナミビアでたまにもらえるランドを大事に使わずに持っていた。っま、どこでもナミビアなら両替できるんだけどね(笑)

と言う経緯で、ナミビアで手に入れた小額のランドを握り締めて、南アフリカを旅していた。


脱線、脱線。2度目の脱線。


無料で見られるペンギンは遊歩道の両端にわんさかいる。

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こんにちは、アフリカペンギン

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ん?ヨチヨチ歩きのアイドル…。
あれれ??
ペンギンってこんなんだっけかな??


ハッキリ言って、可愛くない!!
アイドルなので、オブラートに包んであげよう。

「ブサカワペンギン」

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僕の気持ちを察してか、ブサカワペンギン、超攻撃的(笑)
靴をものすごい勢いで突っつく。
突っつくと言うか、攻撃。
サンダルで行かないことをオススメする。

ブサカワペンギン、触るな近づくな、危険。


さて、気を取り直して、喜望峰へ向かう。
山岳地帯に入り、景色が急にきれいになった。

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道中、鯨が浅瀬に打ち上げられていた。

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ピュアな心を持つ人のみが鯨に見えるに違いない(笑)


変な植物も多い。
光合成できる部分少なくね?
アンガールズウッドと名付けよう。

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何か大丈夫?と声をかけたくなる木だ。


ビューポイントらしき場所でひと休憩。
よくこんなところまで自転車で来たものだと感慨にふける。

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そして・・・
喜望峰の入り口に差し掛かる。

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喜望峰やケープポイントはテーブルマウンテン国立公園内にあるため、入場料が発生する。

しまったーーーー!!
知らなかったーー!!
ただの岬だと思っていた!!

(((((((( ;゚Д゚)))))))

お金、ほとんど持ってないよね。
ココまで来て、お金なくて撤退とか、かっこ悪すぎだよね(笑)
最悪、そこら辺のドライバーからお金を恵んで・・・。
もらいたくない(笑)


国立公園の入場料は大人1人R110(約1100円)
2人でR220。
完全に予算オーバー(笑)
というか、そんなにお金持っていません!!
キリッッ!!

自転車とか徒歩だと無料じゃないかなーっと、恐る恐る近づくと、自転車でも車でもバスでも一律R110のようだ。

マズイ
(((((((( ;゚Д゚)))))))

ふと、レジを見ると、カードが使える!!
おおおおおおおーーーー!!
コレで入れる。
ドライバーにお金を恵んでもらわずに済んだ(笑)

現金なしで旅行。計画性がモノを言いそうだ。

つづく


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2015 / 11 / 21 | Category : 南アフリカ  | comments(0) | 
やっとの思いで、喜望峰のある国立公園内に入れた僕たち。
喜望峰を今回は寄り道せず目指す。
喜望峰はCape of Good Hope、間違ってもCape pointに行ってはいけない。

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なぜなら、ケープポイントへの道はアップダウンが激しく、しんどそうだからだ(笑)


道中、野良ダチョウに遭遇する。

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おっ!!ダチョウだ!!ダチョウだ!!
と一人騒いでいると、あちらから近づいて来てくれた。

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目と目が合い。
心が通じ合った瞬間(違)

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そして、この奇跡の一枚!!

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ダチョウと併走!!!
野生動物はすぐ逃げてしまうので、通常、自転車で併走は考えられない。
きっと、心が通じ合ったおかげだろう(笑)
僕のまつげの長さを野良ダチョウが共感してくれたのかもしれない。


野良ダチョウと心を通わせ、興奮しているさなか、横目でヒヒを見つつ、喜望峰に到着した。おっさんのようなヒヒ。

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到着すると、人の多さに落胆の色を隠せない。
バスからワラワラと出てくる人・人・人・・・。

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順番もなく、我先にCape of Good Hopeと書かれた看板に向かう人・人・人・・・。
とくにキレイでもない岬に大量の人。
観光地が嫌いな僕たちは、正直、嫌気が差してきた。
しかし、せっかくココまで来たのだから、負けずに写真を撮りに行く。
そして、何度も順番抜かしを食らいながら、やっとの思いで撮影。

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写真を見返すと、僕たちの後ろにはたくさんのおじ様達が・・・。
この人たちは一体何を考えているのだろうか。

さらに見返すと・・・。
「Cape of Good Hope」じゃない!!!
「Kaap die Goeje Hoop」だ!!


「Kaap die Goeje Hoop」は現地語らしい。
完全にミスった!!
と、呆然。

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また、行列に並ばなければならない(Take 2)。

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自転車だけでもイイんじゃない?
と思ったが、やっぱり撮ってもらうことに(Take 3)。

DSC072144.jpg


この際、後ろにいる人は諦めよう。
でも、撮っていただいたおじさんに文句を言うのはあれだけど、斜め過ぎないか?
ココまで来たら、納得いくのが撮れるまで粘ろうと決意。

そんなときに救世主が現れた。
ある団体一行が素晴らしい行動に出たのだ。
列を正し、1組みずつ順番に写真を撮る。
さらに、写真の後ろに写りこんでいたおじ様達を一喝。

その団体の列に混じり、納得いく写真が撮れた(Take4)。

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どっと疲れ、もう帰ることに。
観光地って、何でこうも疲れるのだろうか。

帰る途中、先ほどの野良ダチョウが仲間を連れて現れた。

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僕たちを一目見るために、わざわざココまで・・・(違)

でもね、君達のおかげで、超渋滞になっているのだよ。
バカなドライバーが無理矢理追い越してきて、僕と接触しかけたのだよ。
その反動で思いっきり、こけてしまったのだよ。
膝が痛くてたまらないのだよ・・・。

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さらば、野良ダチョウ。
山にお帰り。


正直、喜望峰に行った達成感より、野良ダチョウと併走できた満足感が高かった。
思いがけない出会いに感謝だ。


最後に、さらば、アフリカーーー!!!!!



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2015 / 11 / 23 | Category : 南アフリカ  | comments(0) | 
トルコからタンザニアに飛行機で行く際、空港で自転車をラッピングしてもらった。
通常セキュリティーのため鞄にサランラップのようなものをグルグルと巻きつけるものを自転車に巻きつけるのだ。

その工程を横でジーーーっと見ていて、でっかいサランラップさえ入手できれば、自分でも楽勝でできるんじゃないか?
と、内心思っていた。


ダンボールをゲットするために、ケープタウンの街をウロウロしていると、ダンボールやプチプチの緩衝材などが売られている業務用の店を発見した。

そして、巨大ラップ(1000円ぐらい)も発見!!

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今回は自転車をセルフラッピングしようじゃないか。

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【 飛行機輪行のために揃えたモノ 】

○ 巨大ラップ
○ 前輪を入れるダンボール(自転車屋で500円)
○ 荷物を入れるための大き目のダンボール(無料)

これらを上手く自転車に括りつけて、いざ空港へ!!

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ダンボールに自転車を入れる方法もあるが、自転車2台と2人分の荷物を積み込めるようなタクシーを見つけるのはかなり大変なので、基本的に空港へは自走している。

さらば、ケープタウン!
さらば、テーブルマウンテン!
さらば、真っ青な空のアフリカ!!

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トルコでやってもらったラッピングを思い出しながら、グールグルと自転車をラッピングしていく。
コツは要所要所でラップを捻ることと、ダメージがありそうな場所はダンボール等で補強すること。
捻ることでラップの強度が増し、上手く巻ける。

そして、完成。
空港まで運ぶ。

僕たちの預け荷物(笑)

DSC072434.jpg


自転車入れて、2人で約80キロ。
多過ぎる。
よくその自転車の重さはどれぐらいなんだ?
と聞かれるので、量ったことがある。

ゆかが45キロ、僕が55キロ・・・。
水や食料をフルで積めば、60キロを越えるときもあるだろう。
僕の体重を軽く越している(笑)

(((((((( ;゚Д゚)))))))

グラム単位で重さを削っているロードバイク乗りが見たら、笑われるに違いない。
しかし、登山道具を持っているとどうしても削れない部分が出てきて重くなってしまうのだ。
仕方ない、仕方ないと言い聞かせているが、近々、大量に荷物を整理しようと思っているので、今から楽しみで仕方がない。


ラップが大量に余ったので、預け荷物全てにラップをしてみた。
すると、こうなった(笑)

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こうして、セルフラッピング作戦は大成功を収めた。
空港でラッピングをしてもらうと、色々と気苦労があるのだ。

① 空港にラッピングマシーンがあるかどうかの確認
② 自転車をラッピングできるかの確認
③ 手動ラッピングできるかの確認
④ 値段交渉
⑤ 残金を残しておかないといけない

などなど・・・。
それらの気苦労が全て解消し、かつ荷物までラップ出来てしまうという二重の喜び。
これからの僕たちの飛行機輪行のスタンダードになることは間違いない。

ただ、空港ですると空港職員や観光客から注目の的になるのは否めない(笑)

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2015 / 11 / 29 | Category : 南アフリカ  | comments(0) | 

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