南アフリカから「どこに行こうか?」と真剣に悩んだ。
当初の予定はトルコに戻って、中東を目指す。
いきなりコーカサスに行くのも良いな。
と思っていた。

散々悩んだ結果、アフリカ疲れを取るには、僕たちが好きなヨーロッパの田舎を走ろうじゃないか!前回ヨーロッパを走った際、行けなかった東欧を回りたい!ということになった。

東欧と行っても色んな国がある。
あそこも行きたい、ココも良いな~。
考え出すと、どこの国にまず行けば良いか結論が出なかった。

考え方を変えた。
まず、航空会社は、自転車に優しいカタール航空(当時)にしよう!
次に、カタール航空で南アフリカ発、東欧着で最も安い航空券を探した。
すると、僕たちの行き先がアッサリと決まった。

「Vienna(ヴィエナ)」

ん?どこそこ??
(((((((( ;゚Д゚)))))))

某国の国旗(首都ヴィエナ)
Flag_of_Austria2.jpg


ポーランド?
ポーランドはコレ。
Flag_of_Poland.jpg


ちなみに、ポーランドに似た国旗が他の国でもある。

モナコの国旗
Flag_of_Monaco2.jpg


インドネシアの国旗
Flag_of_Indonesia.jpg


一緒やないか!!
(((((((( ;゚Д゚)))))))

似ているが、実は同じではない。
モナコとインドネシアの国旗は、全く同じ配色、同じ位置。
しかし、同じように見えるが、縦横の比は異なる。
モナコの国旗は4:5 に対してインドネシアの国旗は2:3なのだ。
微妙に違う(笑)
しかーし、国際会議の国旗のサイズは2:3で統一されることが多々あるそうだ。
そうなると、全く同じ国旗になる。
世界に同じ国旗があるとは思わなかった。


さて、僕たちが降り立ったヴィエナにも州旗がある。
日本に県旗があるように、海外にもあるのだ。
ヴィエナの州旗は、こんな形。

Flag_of_Vienna.jpg

おーーーい、おいおいおいおい。
この形、さっき2回も見たぞーー!!
「同じ国旗があるとは思わなかった」
とベタな感想言ったぞーーー!!

色のトーンが若干明るい感じだけど、ほとんど同じものだ。
縦横の比率は、インドネシアと全く同じ。

インドネシアの国旗≒ヴィエナの州旗≒モナコの国旗

こういう構図になる(笑)

まさか3つも同じ旗に出会えるとは思わなかった(笑)

ここまで引っ張って来たが、本題に入ろう。
「ヴィエナ」はどこの国なのか?
「ヴィエナ」は英語読み、フランス語だと「ヴィエンヌ」、現地語だと「ヴェアン」、そして、ドイツ語だと「ヴィーン」、日本語だと「ウィーン」

ウィーン!!
(((((((( ;゚Д゚)))))))ワカッタヨ!!

音楽の都ウィーン!!
オーストリアの首都ウィーン!!!
読み方が全く違う。
色んなところで、「ウィーン、ウィーン」と言っても通じなかったワケだ!

たぶん、「ウィーン」と言っているのは、日本人だけだと思うので、気をつけなければならない。ということで、僕たちは、オーストリア、ウィーンに降り立った。

ウィーン空港


自転車道(青の線)が発達しており、空港まで繋がっている。
それを利用しようと、行ったところ!

高速道路に進入しちゃった♪

後ろからのクラクションが多いなーっと思っていたら、高速だった。
(((((((( ;゚Д゚)))))))

怖かったよ。
そして、逆走して、元に戻るという荒業。
これも相当怖かった。

空港付近はいつもそうだ。
ラスベガスでもトロントでもフランスでも大変な目にあった。
都市部の空港は高速道路が入り乱れ、立体交差だらけなのだ。
立体交差を地図で読み取るのは至難の業!
通れると思っていた道が、通れない。
よく分からない道に誘導される…。
道に迷う…。高速に進入する。。。

海外の高速は日本のようにゲートがないので、「いつの間にか」進入してしまうのだ。
今回も同じ流れで、行ってしまった。

そして、予定より時間が大きくかかり、変な汗を大量にかき、宿を見つける気力が失せ、東ヨーロッパ初日がまさかの野宿。
(((((((( ;゚Д゚)))))))

ウィーン野宿


でも、アフリカでも野宿できたという謎の自信から、洗練された住宅街の公園での野宿はやりやすかった。何しろ、謎の安心感がある。

こうして、アフリカ疲れを徐々に癒していくのであった。

このエントリーをはてなブックマークに追加
2015 / 12 / 01 | Category : オーストリア  | comments(0) | 
どの国でも自転車で郊外を走ると、とても気持ちが良い。
郊外は自然豊かで、人や車が少なく、自転車道も完備されている国も多い。

しかし、都市部はどうだろうか?

正直、自転車で都市部を走るのは嫌いだ。
車、バイク、人が多く、自転車で走ると危険な雰囲気を感じ、色んなところに目を配りながら、慎重に走らなければならない。一度、道を間違うと軌道修正にかなり迂回しなければならなかったことも多々あった。

正直、都市部はしんどいのだ。

だから、都市部を極力避けて、次の目的地まで行くルートを考えるようにしている。しかし、観光地といえば、ほとんどが都市部に集中している。都市部へ行きたくないがために、行かなかった観光地も実は多い(汗)

オーストリアの首都ウィーンもヨーロッパの中でも有数の大都市だ。
都市部嫌々病がいつものように発病しながら、自転車で走る。

DSC073035.jpg

DSC0730161.jpg

DSC0726061.jpg

DSC0724861.jpg

DSC0725461.jpg

あれ?
大都市ウィーン。
自転車で走ってもストレスを感じない。

あれ?
いつもなら、イライラしながら走るのに。
何か誘導されている感じがする。

あれ?
なぜ?

その理由は、ウィーンの自転車交通(自転車道)の作り方の素晴らしさにあった。
5つにまとめてみた。

① ウィーンの自転車道は都市部なのに無数にある


ウィーン市内地図
(色が着いている道路が全て自転車道)

目的地まで様々な自転車道を組み合わせて行ける。
日本は全体的に自転車道が少ない。
都市部の道路にも何気なく自転車道がウィーンにはある。

DSC072545.jpg
(青矢印:自転車道)


② 河川敷は自転車道天国


DSC073015.jpg

日本でもお馴染みの河川敷の自転車道。
ドナウ川の河川敷を自転車で走れるって、素敵じゃない?


③ 観光地のど真ん中にも自転車道がある


DSC072605.jpg

DSC072635.jpg

自転車道がはっきりと認知されている点も大きい。
自転車道だと認知されていないと、その道を注意なしに歩く人が多い。
とってつけたような自転車道ではなく、ちゃんと都市設計の時点から自転車道を埋め込んで考えられていた。


④ 各所に水飲み場がある


ウィーン井戸

海外は日本のように自動販売機やコンビニがない。
そのため、飲料水の確保は大事なのだ。
ウィーンでは自転車道を走っていると、脇道に水飲み場&休憩所が至るところにあった。赤い四角で囲ったレバーを下にゆっくり倒すと、水がじゃんじゃん出てくる。これで野宿にも困らない(笑)


⑤ 車と共存できる自転車道を作っている


一番自転車が怖いのは、車による巻き込みだ。
日本の場合は左折する車が急に曲がって来て、行き場を失うことがある。
直進する自転車と曲がる車、この関係を一番スムーズにする方法をウィーンでは実施されていた。大抵、自転車道は道の一番端にあるのだが、ウィーンの自転車道はフレキシブルなのだ。道路の真ん中に自転車道があったりするのだ。

DSC072485.jpg
(赤矢印:車レーン、青矢印:自転車レーン)

車の直進道、自転車の直進道、車・自転車の右折道がある。
こうすれば、巻き込みは起こらない。



ウィーンは、道路が広かったり、車が少なかったり、人が少ないわけではない。

「自転車道がうまく自転車を誘導している。」

そんな気がした。
ストレスを感じなかったウィーンの自転車道は、都市部における自転車道の完成形なのではないだろうか。

このエントリーをはてなブックマークに追加
2015 / 12 / 03 | Category : オーストリア  | comments(0) | 
ウィーンは自転車で走りやすいという驚くべき都市。
ちょっとした観光も自転車でさっと回れてしまうのは嬉しいことだ。

ウィーンの観光と言えば、何を思い浮かべるだろうか・・・?

ウィーンと言えば「ウィーン少年合唱団」

DSC0727352.jpg


天使の歌声といわれ、日本人に人気がある。
宮廷礼拝堂少年聖歌隊として世界中からオーディションで集められ、全寮制で音楽教育を受けるそう。声変わりや14歳になると退団。というなかなか厳しい世界だ。

そんな彼らは4つのグループに分かれていて、そのうち1グループが交代で毎週日曜王宮礼拝堂で行われるミサで歌声を披露するらしい。

今回ちょうど日曜にウィーンに滞在する予定だったので、これは行くしかない!
座席のチケット(9ユーロ~35ユーロ)が売られている。
しかし、当日先着順の立ち見席はなんと「無料」だ。
日曜ミサは9時15分からだが、この無料チケットを求めて8時頃から列ができはじめる。
先着順なので、8:30までに来るようにと書かれている。

IMG_09285.jpg

当日、私達も張り切って寒空の下8時すぎから並ぶ。
先客がすでにいる。
どんどん人が増え、行列に。
ほぼ観光客っぽい人々。日本人も多かった。
そして、無事に無料チケットをゲット!!
0.00ユーロなのに立派なチケットを発行してくれるところがまたすごい。

DSC072705.jpg


場内に入ると、厳かにミサが始まる。

DSC072715.jpg

が!!!
ろうそくと人の多さで空気悪い。

(((((((( ;゚Д゚)))))))

一酸化炭素中毒になるんじゃないか?
と脳裏にチラつき始めると、ようは耐えられず離脱(笑)
外の空気はうまい(笑)
外からでも中の様子が映像で見られる。

IMG_09295.jpg


後半になり、少年団と管楽器の演奏がはじまる。
きれいなコーラスだった。

ただ、やはり、聖歌なので難しいものでもなければ盛り上がるものでもないので、特に印象に残るものではなかった。コンサートと思ってはいけない。
この時点で合唱団の姿は見えないが、最後に祭壇に下りてきて、歌を披露してくれる。
写真撮影もOK。
みんな一斉に写真をパシャパシャ(笑)

DSC072745.jpg


終了後、礼拝堂を出ると人々はまだ沢山残っている。
そう、いわゆる出待ち!
あとから出てくる合唱団の少年達と写真撮影が可能なのだ。
まるでジャニーズか何かのアイドルのようだ。

DSC072755.jpg


あっちこっちで記念撮影。
なんだか興ざめしてしまって、退散する。


ウィーンの町はぷらぷら歩いているだけでも楽しい。

街の建物の彫刻はどれも美術作品のようできれい。
うーん、苦しそう(笑)

DSC072585.jpg

DSC072575.jpg


胸部分がないだけで一気に生首っぽく。

DSC072655.jpg


オーストリアの国会議事堂。
入場料を払えば中にも入れるらしいけど、高かったので外観だけ。

DSC072665.jpg


音楽の都、色んなところで楽器の演奏をしていたり

DSC072915.jpg

DSC072985.jpg


ト音記号の花壇がかわいらしい

DSC072795.jpg


そして、最後に5ユーロで本場のオーケストラが楽しめる「立見席」を求めてチケットを買いに行くと・・・。
まさかの完売。

(((((((( ;゚Д゚)))))))

ウィーンフィルハーモニーも一大音楽イベントだっただけに残念だったが、ウィーンを訪れて音楽に触れることができたし、なかなか面白い体験ができた。


このエントリーをはてなブックマークに追加
2015 / 12 / 07 | Category : オーストリア  | comments(0) | 

WHAT'S NEW?