ハンガリーからクロアチアに入ると、キャンプ場がなくなり、ホテルの値段も高騰した。
そんなときは宿探しに注力する。

走りながら、宿を見つけると、とりあえず値段を聞いてみる。

コレの繰り返し。

で、見つけた宿がココ。

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B&Bの宿。
普通のB&B(Bed & Breakfast)ではない!!
ココは「Bike & Bed」(笑)

このユーモアに惚れてしまい、泊まることに。

自転車好きのオーナーに違いない!
オレの趣味を見てほしいと言うので、どんな自転車あるのかなーっと、オーナーの秘密の部屋に心ときめかせながら中に入ると…。

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じ、自転車は?
出されたものを飲み干すと、間髪入れず、二杯目が注がれた。

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このガロン瓶に入っているのは、自家製ワイン。
ちょっと酸味がキツかったが、アルコール度数がやや低く、飲みやすかった。
オーナーの趣味は自転車ではなく、お酒作りだったようだ。
部屋の中にバーカウンターまであった。

さらに、奥にある秘密の小部屋を見せてもらった。

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いいだろ、いいだろー。
ココがオレの製造工場だ!

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この釜でワインを作るんだ!
と自慢げに紹介される。

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ワインだけじゃなく、ブランデーも造っているのだ。
と、ブランデーも強制的に試飲させられる。
ワインもグラスが空くと、相変わらず間髪入れずに注がれる。

うん。
飲みやすいんだけど。
さすがにね。
アルコールデヒドロゲナーゼⅡが低活性型(※)の僕にはきつい訳で。
もう、目の前がユラユラしてきている訳で。
ワイン飲み放題という、アルコール好きの人にとっては夢のようなホテルでも、僕にとっては、すぐにベッドに行かなければならない訳で。

※ 低活性型アルコールデヒドロゲナーゼⅡ
⇒ 遺伝的にアルコールに強いってどういう意味?


ということで、早々にベッドで就寝となったのであった。

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東ヨーロッパ、本当にお酒ネタが多い。
どの国もお酒好きにはたまらない国だろう。



クロアチアの自転車道情報を少し記載しておく。
オープンサイクルマップには、クロアチアにはユーロヴェロが記載されていなかったが、実際走ってみるとユーロヴェロ6あった!!

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クロアチア、セルビアの国境沿いに自転車道が通っている。

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僕たちは途中から別ルートを通ったので、一部しか走っていないが、概ね走りやすかった。

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2016 / 01 / 28 | Category : クロアチア  | comments(0) | 
クロアチア最終日の出来事。
クロアチアはユーロ圏内に関わらず、独自通貨「クーナ」を採用している。
だから、次の日に別の国に行く場合、現金をほとんど使い切りたいのだ。
手持ちのクーナは日本円に換算して約4000円。
普通のホテルに泊まるとなくなる金額だ。

事前にホテル情報もなかったので、少し大きな街に行けばホテルの看板が見つかるだろうと思っていた。
やや大きな街に着くが、看板一つ無い。
そして、クロアチアも英語はほとんど通じない。
そんなときに役立つ場所。

「両替所」

両替所の人は英語が通じる。
この街に宿があるかと聞くと、1件だけあるらしい。
行ってみると…、どこからどう見ても民家。
民家にしか見えない。
インターフォンを押しても誰も出てこない。
でも、ホテルはココだけ。
粘っていると「中から」人が出てきた。
インターフォンの意味は…。

ここから嫌な予感はしていた。

ホテルのオーナーが出てきた。
英語は通じない。
民泊っぽかったので、まぁ、安いだろうと思っていた。
値段を聞くと…。
「5000円だ」

えっ…。
(((((((( ;゚Д゚)))))))

僕たちの想定は3000円。
ホテルの外見から考えて、それでも高いほうじゃないかな?と思えるようなところだ。
というか、現地通貨は4000円程度しか持っていないので、ディスカウント交渉する。

何だか見下したような態度でダメだと言い放たれる。
有り金(約4000円)を全部見せて、お願い!!
と頼み込んでも…。
お前達、5000円も持ってないのか?
という風な態度で拒絶された。

何だか「イラッ!!」としたので、こんな民家みたいなところに5000円も出せるかー!

と日本語で言い放ち、その場を去る。


ということで、クロアチア最終日のホテルを失ってしまった(笑)
まぁ、次の街に行けばあるんじゃないの?

ない。
(((((((( ;゚Д゚)))))))

次の街。

ない。
(((((((( ;;゚Д゚)))))))

と走っていけば、国境付近に来てしまった。

こうなれば、野宿にシフトする。
野宿場所を見つけるのは、あまり得意ではない。
車が入って来られない場所を選ぶので、自然とダート道の先を選択する。

この日は、とくに野宿場所を見つけるのに苦労した。

一ヶ所目、虫多し。
二ヶ所目、ウェット。
三ヶ所目、ダート過ぎて先に進めない(笑)
四ヶ所目、土地が荒れ過ぎ。
五ヶ所目、やっと見つけた場所!!

この場所が絶景だった。

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テントから見えるこの絶景に興奮する。

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この景色を見るために、この日の苦労があったのだな。
としみじみ感慨にふける。

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何だか、心が満たされて、寝る支度をしていると…。
まさか、まさかの車が来る。

えっ…。
(((((((( ;゚Д゚)))))))

ココってダート道の奥ですけどー。
(((((((( ;゚Д゚)))))))


この場所、釣りスポットだったらしく、釣り人が来たようだ。
人や車が来るような場所で野宿は僕たちにとってはNGだけど、今日は疲れすぎていたので、気にせず寝ていると…。

深夜に再び車が…。
そして、ハイズームで僕たちのテントが照らされる。
(((((((( ;゚Д゚)))))))

怖過ぎる!!

様子を伺っていると、向こうから挨拶が。
テントを開けると…。

「ポリス出現!!」
(((((((( ;゚Д゚)))))))

釣り人が通報したのか、巡回ルートなのか知らないけど、海外で野宿中、深夜に警察から職質される恐怖ったらない!!

パスポートを要求される。
(((((((( ;゚Д゚)))))))偽警官じゃないよな?

パトカーが本物だったので、素直に渡すと…。

「何だ!日本人か~!」
と笑い出す。
ココまで来たのかー、すごいなー!
と、雑談モードに。
僕たちの恐怖を返してくれ。

日本人じゃなかったら、どうなっていたのだろうか?
(((((((( ;゚Д゚)))))))

クロアチアの警察と言えば、ミルコ・クロコップ。

K-1、総合格闘技で一世を風靡した選手だ。
リングネーム内にあるクロコップは「クロアチア人の警察」を意味する。

ミルコの左ハイキックは最高だった!!
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▼ ミルコ・クロコップの経歴
・ 警察官時代はテロ対策特殊部隊に所属していてその傍ら格闘技で活躍(クロアチア警察の格闘技教官も担当)。
⇒ 日本のK-1にデビューし、頭角を現す。
・ 国民的スターになる。
⇒ クロアチアの国会議員になる。
・ 総合格闘技に転身
⇒ PRIDE無差別級グランプリ2006 優勝

生涯成績
キックボクシング(22勝7敗)
総合格闘技(31勝11敗2分)
対日本人がなんと無敗!!


ミルコのおかげで、クロアチア警察と日本の関係は深いものにある。

ということで、何もなく去っていった。
ミルコ、サンキュー!

※ ちなみに、この場所に野宿するとき、近隣住民には許可を取っていました。

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2016 / 01 / 29 | Category : クロアチア  | comments(0) | 

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