地球は「水の惑星」とも呼ばれ、地球の表面の3分の2は水で覆われている。しかし、水の大部分は「海水」であり、淡水は2.5%しかない。この淡水の大部分は氷や氷河であり、人が利用しやすい状態で存在する水は約0.01%しかない。

国連開発計画(UNDP)の『人間開発報告書2006』では、「世界全体を見ると、すべての人に行き渡らせるのに十分なだけの水量が存在しているが、国によって水の流入量や水資源の分配に大きな差がある」という問題点が指摘されている。世界の飲料可能な水資源の全量を100%、総人口を100%としたときの分布率は以下のようになる。

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水資源および人口は地域により偏在することが分かる。
アジアに6割の人口がいることは正直驚きだ。2006年のデータなので、現在はさらにその割合は大きくなってきているだろう。


世界で起こっている水資源問題


人口増加


人が増えれば、必要な水も増える。
経済、医療水準の向上により、発展途上国を中心に人口爆発が起こっている(人口増加の約90%が途上国)。1950年の人口は約25億人なのに対し、2000年の人口は61億人!50年で2.4倍以上も増加している。2025年には81億人を越えると予想されており、人口増加を止めることは難しいだろう。

人が増えれば、食べ物が増える。食べ物が増えれば、農作物の需要が増える。世界の水利用の約70%が農業用の水なので、発展途上国を中心に水不足になるのは明白だ。


気候変動


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水資源として利用可能な水の量は、降水量の変動により絶えず変化している。このため、大雨や干ばつなどの異常気象を引き起こしているとされる地球温暖化による気候変動は、水の利用可能量に大きな影響を及ぼす。3年間の間にも世界中で大きな干ばつが起こっている。

水紛争


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日本は島国なので考えられないが、隣接する国では「水に関する紛争」が度々起こっている。水紛争の原因として、「水資源配分」、「水質汚濁」、「水の所有権」、「水資源開発と配分」などが挙げられる。今後、水が貴重になるにつれ、こうした紛争が絶えず起こるだろう。


※以上のデータは、国土交通省「国際的な水資源問題への対応」を要約および抜粋している。



実際どうなのだろうか?


僕たちが見てきた国々で水不足を感じたのは、最貧国の「タンザニア」と「マラウイ」だ。宿を選ぶ際「水が出るか」、「水が濁っていないか」を確認するのは当たり前の作業だった。しかし、アフリカの中でも水道水を飲める国がいくつかある。僕たちが通った国の中でもボツワナ、ナミビア、南アフリカは問題なく水道水が飲めた(個人差があるかもしれない)。


世界の水環境は上記で警笛するよりも良かった。
水を購入した国といえば、ギリシャ、トルコ、タンザニア、マラウイ、ザンビア、アジアぐらいしかない。他の国では普通に水道水を飲んでいた(基本的に現地人が水道水を飲んでいれば、僕たちも飲んでいた)。色んな国の水道水を飲んできたので、様々な耐性が付き、強くなってきているからできる技だけど。


その中でも最も水環境が良かったのは「東ヨーロッパ」だった。

なぜなら、様々な場所で「湧き水」が湧いているのだ。
蛇口を捻らずにジャンジャン水が出ている。
しかも、現地の人がわざわざ汲みに来るほど美味しい飲料水がジャンジャン手に入るのだ。

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東ヨーロッパ、水資源環境良過ぎる。
(((((((( ;゚Д゚)))))))


とある日の水汲み


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自転車で走っていると、水が湧いているのを発見。

森の中に入っていく(笑)

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水を汲む。

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長期旅行で飲料水を全て買うと、かなりお金がかかる。
こういった美味しい自然の恵み(湧き水)を活用することも大事なのだ。


水資源問題は今後確実に起こる問題の1つだ。
僕たちが、ほとんど水不足を感じることが無かった原因は、水不足が局所的に起こるものだからだ。そのため、大陸や国といった大きな観点からは推察するのは難しい。もし、国全体で水問題が起こると、水は人が生きていく上で絶対必要なものなので、本当に危険な状態だ。水で戦争が起こる事だって考えられる。それによる紛争を防ぐためには、世界全体としての水資源を分配するシステムや水を輸送するシステムが重要になっていくだろう。


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2016 / 03 / 05 | Category : ブルガリア  | comments(0) | 
ブルガリアからよくこの鳥を見かける。

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調べてみると、この鳥は「コウノトリ」らしいのだ。
本当にそこら中にいる。

電信柱の上に巣を作る。

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民家に巣を作る。

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中にはちゃんと、コウノトリ。

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おかしい。
絶対おかしい。


絶滅危惧種がこんなにもたくさんいるはずがない。
5キロ間隔に1つ巣がある。


しかも、どこにでも巣を作る。
こんなにも逞しい動物が絶滅危惧種になるだろうか。


やっぱり、おかしい。
さらに調べてみると・・・。


日本のコウノトリ
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ヨーロッパのコウノトリ
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クチバシの色が明らかに違う。


生物の分類方法は「界・門・亜門・網・目・科・属・種」で分類されている。
日本のコウノトリは、コウノトリ目、コウノトリ科、コウノトリ属、コウノトリ(種)という、生粋のエリートコウノトリ。

一方、ヨーロッパのコウノトリは、コウノトリ目、コウノトリ科、コウノトリ属、シュバシコウ(種)であり、最後の種が違う。分類上、似ているが、生粋のエリートコウノトリではないのだ。こちらは数十万羽と多く、絶滅危惧種とはほど遠く安泰である。和名は「赤いクチバシのコウノトリ」と呼ばれている。


ちなみに、コウノトリと言えば、「赤ん坊はコウノトリのくちばしで運ばれてくる」「コウノトリが住み着いた家には幸福が訪れる」とよく言われているが、日本のコウノトリに関しての話ではなく、シュバシコウ(ヨーロッパのコウノトリ)について語られたものである。


生物学的には日本のコウノトリは赤ん坊を運んでこないし、幸福も運んでこない(笑)
ヨーロッパのコウノトリの扱いは、日本のツバメと似ている気がする。でも、あのデカサの巣が家に作られたら、幸福を運んでくれてもなかなか辛いだろな(笑)


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2016 / 03 / 07 | Category : ブルガリア  | comments(0) | 
ジンメンカメムシ(人面亀虫)をご存知だろうか?
東南アジアに生息し、インド、マレー半島等に生息するカメムシだ。頭部を下にしてみると、人の顔のように見えることからその名がある。人の顔というか、お相撲さんと言うべきか。

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面白い変な虫だなーっと思っていた。
虫も好きな分野だ。

何気なく走っていると、そのときが訪れた。

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サイコンに止まる虫。
よく虫を見つめると…。

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めっちゃ、笑っている!!!
(((((((( ;゚Д゚)))))))

眉アリ、目アリ、口アリ。
完全にジンメンカメムシ。
東南アジアほど癒し系ではないが、コイツはコイツでかわいい!!


一体、このカメムシは何という虫なのだろうか。

・・・。
・・・。
・・・。

わ、わからない!!!
(((((((( ;゚Д゚)))))))

虫に詳しい人。教えてください。


ついでに、ブルガリアで出会った子ネタを書いていこう。

ブルガリア子ネタ


おじさんが草むらで取っているものは?


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草むらで何かを探しているおじさんを発見。
非常に気になったので、自転車を置いて様子を伺うと…。
何かを取っている。

何だろう。

と覗き込むと…。

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カタツムリ!!
(((((((( ;゚Д゚)))))))

カタツムリというと、ちょっとびっくりするが、フランス・イタリアをはじめ東欧などヨーロッパ各国の食卓に「エスカルゴ」として並んでいるのだ。美食の国フランスでは代表料理の1つとして世界的に知られている。

つまり、このおじさんは食べるための「カタツムリ」を捕獲していたのだ。僕もお手伝いして、数匹捕獲した(笑)


衝撃!馬車が普通に走っている


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東欧に入ってから、馬車を頻繁に見かける。

「車はないが、馬車はある!」

これが、東欧の田舎の現実だ!
車は燃料が必要だが、馬車は草で走る究極のエコカーなのだ。スピードは遅いが、糞は肥料になり、燃料も必要ない。

こういうスタイルも悪くない。


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2016 / 03 / 09 | Category : ブルガリア  | comments(0) | 

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