僕たちは基本的に野宿をしない。
世界を走る旅サイクリストとしては珍しい部類に入るかもしれない。

野宿をする条件は…。

▼ 宿泊施設をいくら探しても見つからないとき
▼ 高級ホテルしか見当たらないとき

野宿をする際、安全そうな場所を確保できないときは、確保できるまで走り続ける。確保できても、熟睡はできない。
なので、野宿は基本的にしないのだ。

ルーマニアはキャンプ場がない。さらに、野宿をしようにも凶暴な野犬がかなりの数いるので、なかなか安全そうな場所が無い。

そのため、必然的にホテルに泊まる。

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しかし、ルーマニアには安宿と呼ばれるホテルやゲストハウスの数が少ない。あるとしても首都のブカレストと黒海沿岸のコンスタンツァが程度だ。僕たちは、田舎の街を繋いで行くので都市には行かない。

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うーん、参った。

最も安い宿で一泊40ユーロ…。
た、高い!!

その割にはクオリティーが高くない。

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ルーマニアに長居はできないな。
ということで、1日100キロ以上のペースで毎日ズンズン進む。
休憩は次の国。

そんな思いで走っていると、楽しくなくなってくる。
自由な自転車旅、のんびりゆっくり行くのが僕たちに合っている。
そんな葛藤を感じた。

そんなとき、ルーマニア名物「偽警官」に遭遇した。
こちらもクオリティーの低い警官もどきだった。
僕たちの自転車に感心しながらも、ちょこちょこ難癖をつけてくる。

「ライトは付くのか?」
「テールライトはどうだ?」

難癖なのか、ただの興味だったのか微妙なラインだったけど、何だか笑ってしまいそうになった。旅自転車のサイクルトレインは面白かったが、それ以降は観光も何もなく、進むことに徹していたルーマニア。ちょっとした「スパイス」が効いて、ニヤリと笑うのであった。


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2016 / 03 / 17 | Category : ルーマニア  | comments(0) | 
ルーマニアには野犬が本当に多い。

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どれぐらい多いかというと、ブカレスト周辺都市に65000匹以上、ルーマニア全体で数十万匹もいるという話だ。

野犬が10万匹!!
(((((((( ;゚Д゚)))))))

そりゃ、よく見るはずだ!!

なぜ、こんなにも多いのだろうか?


ルーマニアに野犬が多い理由


政治の話が深く関わっている。

1980年代にルーマニアはチャウシエスク共産主義政権(旧社会主義)の政策により、個人住宅が没収・破壊され、ブロックハウスと呼ばれる公営住宅に強制的に住むように強いられた(与えられたと言っても良いのかな?)。そのため、家を没収された市民が犬を飼えなくなり、そのまま野に放ち「野犬」になってしまったのだ。それから、数十年、そのときの犬が繁殖し、手がつけられない状態になっている。

これが、ルーマニアの現状だ。

危険性は?


2006年に邦人が自宅に歩いている途中に野犬に噛まれ、出血多量で死亡。その他に、数度死亡事故は起こっている。軽症等の被害を含めると、その被害は数え切れない。


対策は?


もちろん、対策も多少なりともしていた。
野犬の殺処分、去勢などもしたが、一向に数は減らない。
動物保護団体の圧力もあり、どうにも動けない状況になっているのが現状だろう。



野犬は自転車に対して好戦的!!


本当に悩まされた。

歩き、自動車、バイク、どの乗り物にも反応しない野犬。

しかーーーーし!!!

僕たち(自転車)が通ると、気が狂ったように吠えてくる。
猛烈に追っかけてくる。

そのときは、必死に逃げる。
噛まれないように威嚇する。
大声を出す。

など、色々対策をとっていた。
反対車線から50m程度離れていても、猛烈に追ってくる野犬も多々いる。そのため、車にはねられた野犬も…(生きていました)。

自転車を見ると、周りが見えなくなるぐらい猛烈に追ってくる。

正直、恐怖を感じる。
ルーマニアの犬は少なからず狂犬病の危険性がある。

実は、野犬だけでなく「飼い犬」も好戦的。
飼い犬にも気が狂ったように追いかけられたことも多々あった。

犬は飼い主に似ると良く言うが、ルーマニア人はラテン系、スラブ系のブルガリアと違って、全体的に明るい人が多い印象を受けた。明るく、好戦的な人が多いのかもしれない。


好戦的な犬を撃退する効果的な対策は?


自転車を乗りながら、犬を撃退できないか考えた。
棒を持っていても、その棒を取り出す前に襲いかかってくるので「携帯性」が重要かなと感じている。

超音波による動物撃退


「PetsN'all ウルトラソニッククリッカー」という商品があった。通常は、ペットのしつけや訓練、動物撃退に効果的な商品だ。大きさもポケットに入る程度の大きさなので、パパッと取り出せることができる。

これが大事なのだ。効果は使ったことがないので分からない。
ホントに超音波って効果があるのかな。




鉄砲


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鉄砲と言っても水鉄砲。
これはいけるんじゃないかと思う。
中は水じゃなく、レモン水とか、ワサビ水とか。刺激のあるものを入れる。これで、犬への刺激に加えて、水の防腐にも役に立つ。水鉄砲だと狙いを定めることができ、携帯性も抜群だ。ポケットや自転車のポケットに忍ばせて「ぷしゅーー」と攻撃できる。

これは現実的に有効的な方法かもしれない。

ボトルの水で攻撃したことがあったが、狙うのが難しく、なかなか当たらない。レモン水やワサビ水ならば、犬にも大きなダメージにはならないだろう。

でも、ちょっとモデルガンのような水鉄砲は色んな意味で間違えられるかもしれない。なので、こんな水鉄砲なら大丈夫か。

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いや、これはこれでダメか(笑)


 

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2016 / 03 / 19 | Category : ルーマニア  | comments(0) | 

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