スイスの医療制度は、ホームドクター制とHMO(医療センター)制と自由選択制を選ぶことが出来る。
今までになかった制度だ。


この選択は、実は加入する保険によって決められる。
ちなみに、ホームドクター制とHMO制を適用した場合、割引がある。医師や病院の選択の自由が制限され、まずはホームドクターかHMOの医師にかからなければならない。まぁ、保険会社からマネーバックがあるのでしょう・・・。HMO制は大きな街に限られるが、掛け金は最大25%まで割引され、ホームドクター制度を選択すると5~15%割引される。

「医師や病院の選択が制限される」=「保険の掛け金によって、グレードが異なる」
スイスは強制保険(加入必須)と民間保険(追加、オプション)があり、それぞれの保険に選択肢があるため、保険金額が変わる。病院は、日本と同じように個人経営クリニック、州立(公立)病院、私立病院、大学病院などがある。

高い掛け金(高い強制加入保険+追加保険)の場合
⇒ ホテル並みの私立病院(直接いける)、入院時個室

通常の掛け金(強制加入保険)の場合
⇒ 公立・州立病院(おそらく待ち時間が長い、ホムドクターを通して)、入院時大部屋

まま、僕個人的には通常の掛け金(強制加入保険)で十分じゃないかと思うが・・・。
この強制加入保険にも様々な選択肢がある。
1.年平均の医療費を、300CHF〜2500CHFの間で被保険者が選択するプラン
2.医療費の10%を自己負担し、かつ年間自己負担の総額上限が700CHF(薬代を除く)であるプラン

1に幅があるということは、それだけ色々な選択肢があり、掛け金も異なる。強制保険という名前でも、日本のように国の機関ではなく、民間。色んなプランを出すよね。ちなみに、強制保険には歯科治療は含まれていない。

(ここのブログの方の記事から要約)でいうと
夫婦2人で月々8万のプラン
⇒ 年間約10万までは治療費を自腹で支払い、その金額を超えると保険が適用され、そこからはすべての医療費は無料になる。また、歯科治療は含まない(スイス内でも高めのプランらしい)

高い!!

でも、治療費も恐ろしく高いらしい。
耳鼻科で喉と鼻を検診、点鼻スプレーと鼻洗浄液の処方
⇒ 2.5万円

眼科で新しいめがね用の処方箋と目薬の処方
⇒ 2万円以上

歯の定期健診
⇒ 2万
親知らず2本で抜く
⇒ 30万


この金額は保険適用外(10万以内)なので、そのまま自腹。日本の場合(3割負担)で当てはめると、耳鼻科が7500円、眼科が6000円。。。高いっすね。。。さらに、歯科治療は保険適応外・・・。日本の素晴らしさがさらに浮き彫りに。

入院となると、びっくりする金額になる=10万を軽く越える=保険適用で無料
日本の健康保険の考え(3割負担)と異なり、医療保険のような考え方と思われる。
掛け捨てだと思えば、安いものか?いや、高い。


スイスの高い医療水準を維持し、社会福祉を強化する国だからこそ、こういう価格構造になっているのだろう。
さすが、社会福祉王国。
日本の医療は過保護な面が多いが、やっぱり素晴らしい。


と、忘れた頃の病院訪問

バーゼル大学病院
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ご立派です
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手指消毒も行き届いている
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トイレも清潔。でも手指消毒はない。
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大学病院、さすがに立派でした。世界各国の医療制度について調べて続けると、なかなか面白い。国の線引きが国民性を現している。
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2015 / 01 / 03 | Category : 〔 世界の医療制度 〕  | comments(0) | 

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