トゥズ湖を目指し、行った先は塩工場。道中出会ったおじさんのおかげで中に入れたが不完全燃焼。まだまだ諦めていない。鏡面世界を拝むまでは。


トゥズ湖を見るに適した場所はどこなのか・・・?

① トゥズ湖の北側に行く
② 行きにあった良さそうな場所

北に行くと、アクサライに帰るのが大変になるので、アクサライに帰る道中(②)で見ようと思う。

南に向かう道中、街の様子が何か変なことに気付いた。
やたらと牛、羊、山羊が街中にいる。売り買いされ、運ばれていると言った感じ。そういえば、昨日もバイクで羊運んでいるのを幾度も見かけた。カブの様なバイクに2人乗り、間に羊を挟むという斬新なスタイルだった(笑)

さらに進むと、家の前で動物が屠殺・解体されている…、あっちでもこっちでも…、本当に異様な光景だった。通り一帯が血の海とはこのことかもしれない(大きな街では指定された場所以外での屠殺は禁止らしい。そりゃぁ、知らない人は驚くし、道路も汚くなるしね)。知らない人代表の僕たちは、こういうのに関しては呑み込みが早い(笑)過去にアメリカで鹿の解体もやったことがあるので、なおさら。それよりも一体これは何なのか!?という疑問が先立ってしまった。

例のように例のごとく、ガソリンスタンドで休憩しながら付近で解体しようとしていたご家族に直撃してみた。この行事は、イスラム教の犠牲祭(イード・アル=アドハー)と呼ばれるお祭りらしい。メッカ巡礼の最終日に当たる日にアッラーの神に羊や牛などの動物を生贄として捧げ、神に感謝の気持ちを表す大切な行事らしい。そして、動物の肉の3分の1は貧しい人への施しに、次の3分の1はご近所へ、残りの3分の1は自分の分となるようだ。ほとんどの家庭は、羊などが買えない近隣住民に分け与え、残りは自分の家で食べるのであろう。


直撃した家族にとって僕たちは貧しい人々への施しに合致してしまった( ̄■ ̄!!!!


ということで、解体作業を一緒に見届けさせてもらうことに。





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ここから残酷なシーンが多数あるので、嫌いな方はお止めください。
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【 羊の捌き方 】
まず、羊の首(見たい人用)を落とし、血抜き。
足首辺りからエアーを入れ、膨らませる。

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皮を剥ぐ

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足を上にして吊るす。これが大変。鹿のときも大変だった。

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内臓を取り除く。おじいさんのナイフ捌きがすごい。本当にキレイに取れ、かつ内臓の大きさに驚く。便が出ないように、出荷数日前から絶食させているらしい。

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肉を切り取る。
繊維に沿って、サイコロ状に切り分ける(僕たちも手伝う)。

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羊から取れた油を使い、焼く。臭みを取るため、香辛料などを入れ、圧力鍋で煮る。

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完成

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家族(+僕たち)で食す。

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パンや野菜と共に頂く。

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トゥズ湖のことを忘れ、勧められるがままに限界まで食べる(笑)
そして、チャイも限界まで頂く。

伝統的なこの儀式にイスラム教徒でもない自転車に乗った怪しげな僕たちを快く受け入れてくれた一家には感謝したい。鹿のときもそうだったけど、生き物が食になるまでの過程を学べ、僕たちが生きているのも様々な犠牲の上で成り立っていることを再確認できた。当たり前のことだけど、スーパーで売っている肉からは生き物を連想できない。ヒトは何もしなくてもお腹が空いてしまうのだから、日々をしっかり生きなければならないと思った。


本当にトルコでは感謝してばかりな気がする。

トゥズ湖を忘れてはいけない。もう昼過ぎになってしまったが、本来の目的から脱線するのも旅の醍醐味。貴重な体験、出会いに感謝だ。
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2015 / 04 / 21 | Category : 〔 トルコ 〕  | comments(0) | 

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