カッパドキアには有名な奇岩ニョキニョキが数々ある。
それを順に見るのが定番らしいが、決まった道を行くのは面白くない!
ということで、適当ハイキングに出発した。

本当にノープランでただただ歩くだけ。行き着く先は後で考えれば良い。
方向感覚さえ失わなければ、帰って来られる。
というか、GPSを持っているので鬼に金棒(GPSが鬼だね…)。

出発点は、ギョレメ野外博物館ってところ。
実はそこに行くまでは、普通に定番観光道を進む予定だったが、観光客の多さにゲンナリしてしまったのだ。

急な斜面を無理やり登っていくと…。

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ここは結構危なかった(なぜかイスがある)。

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謎の切り取り岩

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大量のニョキニョキ

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この奇岩ニョキニョキは、厳しい環境のもと、風、気候、風化、雨、雪、そして川がカッパドキアの岩を浸食し、独特で特徴ある形を生み出したと言われている。柔らかい火山灰だけなら、ここまでの奇岩は生まなかっただろう。この地域にもともとあった凝灰岩(硬い火山灰)を溶岩が覆うことで尖塔に形作られた。???




謎の空間

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突如僕らの後ろを追う謎の犬が出現。

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ブドウ発見。結構美味しい。カッパドキアには野生のブドウがよく生えていた。

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完全に我が犬と化す(食べ物を与えても食べようとしない。ブドウは食べたw)

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謎の建物、大きすぎる…。

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大豪邸すぎる…。

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大教会すぎる…。

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この奇岩の大地に数々の建物らしきものがあった。3世紀半ば、ローマ帝国の弾圧を逃れたキリスト教の修道士たちが、カッパドキアに移り住み、柔らかい岩をくり抜いて住居や教会を造ったようだ。この地域には無数の洞窟修道院(教会)がある。人の手でキレイに岩をくりぬく作業…、大変だっただろうな。なぜ、この不毛の地を隠れ家として選んだかと言うと、夏は灼熱地獄、冬は凍てつく極寒の環境であるため、「生活するには、到底値しない環境」=「誰も住まない」=「争いが少ない」という理由だったらしい。


と、一通り犬とともに見回る。この犬、本当に僕たちを離れようとしない。相変わらず、動物に愛される(笑)

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時には犬が行きたい方向に進み、時には日陰の方向に進み、時には五感で道を選んでいると…。

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迷いそう( ̄■ ̄;
いや、迷ったっぽい( ̄■ ̄;

謎の洞穴出現(((((((( ;゚Д゚)))))))

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ちょっと怖過ぎたので、中には入らず別の道に行く。

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犬が「そっちじゃないよ」と言っている気がした。
その後、どん詰まりに出くわし、無理やり登ったら行けそうだったけど、犬もいるし、こんなところで怪我するのが嫌だったので、分かれ道まで引き返した。
なんとなく、犬が「それで良い良い」と言いながらついて来ているような気がした。

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この時点で4時間以上犬とともに歩き回っている。
僕たちを見かけた人は確実に「飼い犬」だと思っているだろう。それぐらい懐いていた。
というか、飼い犬以上に忠犬だった。さすがに疲れた様子。水休憩。

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落ちていた紙コップに水を入れると勢いよく飲み干した。やっぱり、疲れていたんだね。
でも、パンは食べない。ソーセージも食べない。本当に不思議な犬だ。



そして、出発地点に戻ってきた。いつの間にか一周してきたようだ(怖くなってきたところで地図を確認した)。
僕たちもトルコアイスでエネルギー注入。

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いつの間にか、愛犬も姿を消していた(キャンプ場までついて来られても困るのだが)。全く不思議な犬だ。

カッパドキアの謎の建物は弾圧から逃れたキリスト教徒がせっせと作ったものだ。人の執念を感じる。自然と人の手が合わさった不思議な空間だ。奇岩ばかりに注目するのではなく、全体を見ながら歩くのも楽しい。何も考えず、迷うほど歩くハイキングもオススメだ。
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2015 / 05 / 05 | Category : 〔 トルコ 〕  | comments(0) | 

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