トルコに長くいると、身の回りの日用品もトルコの製品になってくる。
今回は、そんな手洗い剤とバラ製品について検証していく。



■ 手洗い剤

トルコの西海岸はヨーロッパと似ているが、東へ進むと景色が変わり、人が変わり、トイレが変わる。

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トルコ式のトイレは、日本の和式トイレに似ているが簡略化されている。どちらの向きに座れば良いのか、正直迷うところだが、正面(手前)を向いて使うのが正しい方向。なぜなら、トルコではインドと同様にトイロットペーパーを使わずに水と手でお尻を洗うため、手前のホースが重要なものなのだ。ちなみに、上にあるタンクのヒモをひっぱると水が流れる。座ったままでは引っ張ることができないが、もし座ったまま流すと、水がかかる危険性が高い(笑)


前置きが長くなったが、手でお尻を洗うということは、手洗いが非常に重要になってくる。
そのため、抗菌力の強い手洗い剤が好まれている。

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裏は高い抗菌力の強さが示されている。

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実際、トルコの様々な家でお世話になった経験から言うと、手洗い剤の消費量が激しく早い!!
日本人の手を洗う時間は短いが、トルコ人は長い。
自分の排泄物が付いているかもしれないので、しっかりと手を洗うのは当然の行為だ。
手洗い剤の値段は日本の大手メーカーよりは安いものの、ディカウントショップで売っているような物よりは高い。
水の硬度が高いので、石けんではなく洗剤系の手洗い剤が好まれる。


トルコは、
・ このようなトルコ式トイレが主流の地域も数多く残っている
・ 医療先進国を目指している
・ 人口も増加傾向で平均寿命も延びてきている

これらの観点から、今後ますます手洗い剤の消費量が増えていくだろう。
日本製品(とくに機器類)に関して、日本がベストという意識ももっているようなので、日本製品の強みを出すことができる。しかし、日本製(日本資本)のアメニティー製品が店頭にはない。海外製では、ユニリーバが強いと言う印象だ。



■ バラ製品

トルコ人はバラの香りが好きだ。
ショップには、バラの香りのシャンプーからお尻拭きまで様々なものが売られている。
もっと言えば、バラジャムやバラアイスなんかもある。

バラのお尻拭き。開閉しやすく使いやすい。クオリティーは高い。

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なぜ、バラの香りなのかというと、トルコはブルガリアに次ぐダマスクローズの名産地なのだ。

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ダマスクローズは香りが抜群に良く(実際嗅いだときは、正直好きになれなかったが、毎日嗅ぐと好きになる、精油の恐ろしさw)、バラの女王と呼ばれている品種でローズ精油やローズ水に加工される。かといって、日用品に入っているバラの香りは間違いなく、ダマスクローズのものではなく、香料だと言い切れる。

ローズ精油は目が飛び出るほど高いからだ!!

製法は、早朝に摘まれたバラを水蒸気蒸留されてできた油層が精油として使われている。
1キロの精油を得るのには、3000~5000キロのバラの花びらが必要なのだ。
分かりやすく言うと、ローズ精油を1滴得るのに、約50本分のバラの花びらが必要になる。

そりゃ、高い。

バラの花びらのバスルームなんて安いものだ(笑)
ちなみに、水蒸気蒸留の際に大量に出る水層が「ローズ水」になる。
なので、ローズ水は安価な代物なのだ。


 

(左)ローズ精油1ml、(右)ローズウォーター330ml


やや脱線気味だが、バラとトルコの関係性は非常に古く、現在最も産出量の多いブルガリアのダマスクローズは、トルコから広まったものだ。


日本人が石けんの香りが好きなのと同様、古くから根付いたバラの香りがやっぱりトルコ人は好きなようだ。
人に根付く、香りの記憶は、何者にも変えがたい。


【 おまけ 】

中級ホテルに行ったときに泡のシャンプーがあった。

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泡立ちやすくて良いアイデアだと思う。日本でも使えそう!
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2015 / 06 / 19 | Category : 〔 世界の化粧品 〕  | comments(0) | 

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