そう、僕の膝はガラスの膝である。
昔、無茶な行程で行った北海道ツーリングで完全に膝が壊れた。


診断結果は、「腸脛靭帯炎」


別名、ランナー膝とも呼ばれ、マラソンランナーのオーバーユース(使いすぎ)が原因として多いらしい。僕の場合はサイクリング膝になるのか?(笑)
具体的には、膝の屈伸運動を繰り返すことによって腸脛靱帯が大腿骨外顆と接触して炎症を起こし、疼痛が発生するようだ(Zamst より引用)。


この疼痛がハンパなく痛い!!
鈍痛と言った方があっているかもしれない。
歩行にも障害が出る。
階段の上り下り(とくに下り)は、想像を絶する痛み。
槍ヶ岳の下山中に再発した際は、痛みで身動きできなかった。
レスキューを呼ぶほどでもないので、膝を曲げずに気合で下山した。

懐かしい。

人生で初めて疲労で嘔吐した(笑)

もう、こんな思いはしたくない。
出発前に色々な対策を試みた。


自転車乗りのための腸脛靭帯炎予防方法


自転車


クランク長やハンドルの位置、サドルの位置、高さ、ペダリングの試行錯誤を繰り返した。

筋力強化


出発前に3日坊主を繰り返しながら、膝周りの筋力強化と腸脛ストレッチに励んだ。

自転車の方はある程度固まったが、体の方は…( ̄■ ̄;
やっぱり筋力は乏しく、サポーターに頼ることにした。
膝の皿周りの筋肉をサポーターで補強するのが狙いだ(腸脛靱帯炎の予防)。


自転車に向いているサポーター 5つの条件


① ペダリングの妨げにならない固定力
⇒ ソフトタイプのサポーター

② 腸脛靱帯をカバーできるある程度の固定力
⇒ 自分で固定力を変えられるものが良い

③ 靴を履いたままでも装着できるもの
⇒ これは個人的に楽だから。マジックテープタイプ。

④ 通気性
⇒ 生地の分、暑いので

⑤ 抗菌加工
⇒ ものすごく汗をかくので大事

これら5つの条件をある程度満たしていると思う、以下の3つを自転車世界一周に持って行った。


自転車世界一周に持って行ったオススメサポーターの評価


走る日は毎日使用し続け、1年。
使用報告をしようじゃないか。

ZAMST(ザムスト) EK1膝用サポーター


ザムストEK1

いつもキツめに締めるため、ヒザ裏が擦れて、ややただれることがある。

これは僕が締めすぎだからかもしれない。
痛みよりしっかり締めたい気持ちが勝ってしまう。

ヒザの痛みはほぼ生じない。ただ120キロ以上走ると、膝が重くなる。
逐次ストレッチをして、腸脛のコリをほぐしてあげないといけない。
やっぱり汗はかくので、脱いだとき、ヒザが白く(塩)なっているときもあった。
抗菌効果は素晴らしい!!
しかし、1年過ぎた辺りから、急に臭くなってきた。
生地に練りこんでいる抗菌剤の効力が切れたのだろう。

オススメ度:★★★★☆


Mueller(ミューラー)コンパクトニーサポーター JPプラス


ミューラー

これも締め過ぎによる皮膚の炎症は出てしまう。
マジックテープが徐々に弱くなり、外れることも。
外れたマジックテープがペダリング毎にズボンと擦れるため、僕のズボンにダメージを与え、ちょっと破れた…(汗)。

ヒザの痛みはザムストと同様、100キロ程度なら問題なかった。
それ以上は、サポーターというより、僕の限界なのかもしれない。
汗のかき方は、ザムストより多かった。

そして、半年経たずに抗菌効果が切れた。
抗菌効果の切れたサポーターは強烈に臭く、はっきり言って使い物にならない。

オススメ度:★★☆☆☆


バンテリンサポーターひざ用


バンテリン

何となく予備に持って行ったサポーターを、ミューラーの早期離脱を理由に投入。
締め付け度合いが初めから決まっており、そこまで固定力もないため、皮膚に炎症はでない。
ヒザの疲労感は同じで、腸脛靱帯炎等のヒザ痛は出ることはなかった。
半年以上走って、か細い僕のヒザにも少しは筋肉が付いたのかもしれない。
固定力は弱いが、あるのとないのとでは大きくペダリングが変わる。
こんなにサポーターで抑えられていたのか!と思うほどだ。

予防のためのサポーターなら、この程度の固定力でも良いのかもしれない。
靴を履いた後に、サポーターを着けていないことに気づきショックを受けるのは致し方ない!

オススメ度:★★★★★


  



1年以上、サポーターを履き続け、もう筋肉付いたよね??
ということで、現在サポーターを外して走っている。
初めは、いつもと違うペダリングに戸惑い、ヒザへの不安を感じながら走ったが、今のところ大丈夫のようだ。日本までガラスのヒザが砕けないことを切に願う。そのためには、頑張り過ぎないことを念頭に置いて、ゆっくりゆっくり帰ろうと思う。


※ 「腸脛靭帯炎」を発症した場合、安静が最も効果的。炎症が治まるまで、自転車は極力乗らず、運動も控えよう。ちょっと楽になったからと思い自転車に乗ったり、無理な運動をすると再発し、治りが遅くなる。・・・と経験者は語る(笑)
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2015 / 07 / 20 | Category : アウトドア関連  | comments(2) | 

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▶ Comment

僕もランナー膝です。。。自転車に乗っているときは殆ど出ませんが、少し走ると出てしまいます。こういったサポーターは「どうせ効果ないだろう」と思い、使ったことがありませんでしたが、走らないといけない時、検討してみます!
2015.08.19 10:15 | URL | Sekitoba #JyN/eAqk [edit]
ランナー膝でしたか。これまた、お揃いですね(笑)
ホント、想像を絶する痛みですよね。サポーターは効果ありますよ。
とくに、「予防」と「精神安定」上、僕のか細い足と心をカバーしてくれています。
ペダリングが変わるので、自転車で問題ない場合は必要ないかもしれません。
体に支障が出ていなければ、ペダリングも良いということですからね。
2015.08.19 18:56 | URL | ようゆか #- [edit]

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