セームタオルをご存知だろうか?

セーム22


セームタオル、スイムタオル、ドライタオルと色々な呼び方をする。
一般的な使い方は、水泳後に体を拭くためにある。
元々は、車の拭取りクロスとして使われていたものを水泳用に応用したのだと思われる。
この吸水力は類稀に見るものなのだ。
吸水性のあるスポンジをタオル状にしたものと考えて良い。
本当にすごく吸水するので、体を拭くだけではもったいない!!


万能セームタオルの使い方


乾燥させると、カチカチになってあまり吸水しない。
水で十分濡らして、一度絞ると、抜群の吸水力を発揮する。

僕たちのおすすめ利用法を示す。

体を拭く


バスタオル代わり。
小さいサイズで十分。

むしろ大きいサイズは絞り難いので、小さいサイズが良い。
オススメは長方形サイズ。
首に掛けられる程度の大きさがベスト。
拭いては絞り、何度でも使える。

濡れたものを拭く


濡れたものをそのまま放っておくと、後々大変なことになる。
ちょこっと拭けるモノがあると非常に助かる。
拭いたあとは、絞って、セームタオルを干すのみ。

雨で濡れた防水バッグや自転車を拭くのにも適している。

衣服の脱水


意外かつ超おすすめしたい使い方。

海外生活が続くと、洗濯物は基本的に「手洗い」だ。
そのため、洗い、すすぎはできても脱水が手絞りでは不十分なのだ。

そこで、手絞り後の衣服をセームタオルで包み、叩くと、脱水完了!!
(((((((( ;゚Д゚)))))))

速乾素材の衣服だと、本当に一瞬で乾く。
今までの手洗いによる生乾き問題が解決する。

僕たちの中では、「ウィックロン(モンベル)とセームタオル」の組合せが最強!!!

かなりオススメ!!

テントの夜露を拭く


テント撤収作業の嫌な作業。
濡れたままテントを収納すると、あっという間に臭くなる。
(((((((( ;゚Д゚)))))))

いくら良い素材のフライであってもカビが発生して、テントの撥水能力が著しく低下する。
最悪のときは、カビが繊維に食い込んで行き、微細な穴が開き、毛細管現象でテント内に雨粒を落とすと言う悲劇が起こる。
もう、最悪だ。

そのため、乾かしてから収納するという、日々のメンテナンスが重要なのである。
夜露(大きな水滴)がついたまま日干ししても、乾きが遅いので、セームタオルで軽く拭くと劇的に乾きは早くなる。

重宝間違いなし。

気化熱により体や食べ物を冷やす


吸水性が良い=保水性も良い。

ということなので、たくさんの水分を蓄えられる。
この性質を応用して、たっぷり水を吸わせたセームタオルを首に巻きながら、自転車で走ると…。

ビックリするぐらい涼しい。
ほんと全く違うので、是非試してほしい。
やっぱり、首に巻くなら、長方形型がおすすめ。

また、飲み水にセームを巻いておくだけでも、冷たさをある程度キープしてくれる。

これらは、水(液体)が水蒸気(気体)になるときに周りから熱を吸収する「気化熱」(=触れている部分は冷たくなる)を利用している。


セームタオルが旅やアウトドアで相当使えることは言うまでもない。
オススメは、首にも掛けられる長方形サイズ


 



ちょっと、個人的にこの超吸水性素材について気になったので調べてみた。


セームタオルの超吸収、柔軟性の素材 PVAスポンジとは?


pva_img2.jpg
参考:アイオン株式会社製品情報

セームタオルの材料は、素材にPVAスポンジ、芯材にポリエステルが用いられている。
PVAスポンジの間に、ポリエステル繊維の芯剤を入れた三層構造にしているため、引っ張っても破れ難く、耐久性も優れている。

さて、超吸水素材PVA(ポリビニルアルコール)スポンジの秘密は、その容積の90%が中空(気孔)でできた立体網目構造を形成している。
微細な穴が四方八方からブスブスと開けられまくっている布といった感じ。

90%が微細な孔なのだから、恐ろしい数である。


この孔のおかげで、普通のスポンジ(穴が大きい=毛細管現象は起こり難いが、空気が含みやすく、泡立ちやすい)とは異なり、無数の孔の一つ一つで毛細管現象が生じるため、抜群の吸水性、保水性を発揮しているのだ。


一般的にはクロス状の商品が売られているが、スポンジ状のPVAスポンジがあれば使ってみたい。
細かく切り刻み、フレーク状にして、土壌改良剤の中に混ぜ込めば、水が少ない地域でも植物が育つかもしれない。

砂漠地帯での救世主になるえる素材かも…?

と思いを馳せてみたが、もう既存だろうな(笑)

調べてみると、金沢工業大学 ゲノム生物工学研究所 大澤教授がやっていた。
⇒ 砂漠、都市、塩害地域の緑化を目的とした高吸水性高分子の開発

考えるところは一緒だなー。
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2015 / 07 / 22 | Category : アウトドア関連  | comments(0) | 

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