タンザニアでいつも通りガソリンを入れたMUKAストーブ

ムカストープ23



一発で不調。
そして、炎が出なくなった。
今までも「火力が弱くなる」、「Airにしても排気されにくくなる」。
といった症状は何回もあった。

これらの原因はジェネレーターユニット の詰まりによるものがほとんどだ。

ジェネレーターユニット


取扱説明書にも燃料20L使用ごとにジェネレーターを交換してください。
と記載されている。

ドラゴンフライやウィスパーライトは部品交換の必要がないが、MUKAストーブは消耗部品(ジェネレーターユニット)の替えを持たなければいけないという点で、長期旅行に適しているのかどうか迷うところだ。

僕達はMUKAストーブを使用しているので、今回の旅には予備のジェネレーターユニットを5本ほど持ってきている。
フランス、スイス、トルコで詰まりが生じ、その都度、交換していた。
毎日使っても1本当たり2~3ヶ月程度もった。


そして、タンザニアで詰まり、交換したところ、まさかの交換後1回目の使用で詰まったのだ。

(((((((( ;゚Д゚)))))))ォィォィ

今回ばかりは、タンザニアのガソリンが原因に違いない。
一撃で詰まるところを見ると、相当劣化しているのだろう。
そういえば、車の排気ガスも恐ろしく黒く汚い。
排気ガスが黒いと言うことは、不燃焼が生じている。
不燃焼と言うことは、不純物が混ざっており、ススが出易い。
よって、ジェネレーターユニットがススまみれで詰まっていると想定される。


ジェネレーターの手持ちが少なくなってきたので、何とか延命できないだろうか。
上手くいけば、完全復活できる方法がないだろうか。
と検討していた。


そして、行き着いたのが、ソト(SOTO) MUKAストーブ用メンテナンスキット SOD-452の記載内容だ。
「ジェネレーターユニットの目詰まりによる故障状態の緊急処置方法」

ジェネレーター


ジェネレーター内のメッシュを外すと緊急的に復活させられるというものだ。
※ 手元に替えがある人は、素直に交換をオススメします。

上の方法通りにすると、本当に復活する。
そして、メッシュを取り、ジェネレーターをたたくと・・・

DSC065414.jpg


たくさんのススが出てくる。
このススがメッシュを詰まらせ、気化させた燃料を通れなくさせているのだ。

緊急と書いているのでちょっとビビッていたが長く使っても何ら問題なく使用できた。
タンザニアの劣化ガソリンを捨て、新しいのに入れ替えると、無事に復活。
しかし、経時的にまた詰まってくる。
普通なら、ココで終わりだろう。
※ 手元に替えがある人は、素直に交換をオススメします。


ココからが、僕の裏技!


緊急処置として、メッシュを取ったが、実はメッシュはもう1つ存在する(赤矢印)。

ジェネレーター2


次はこいつにススがびっちり張り付き、詰まるのだ。

まずは、MUKAストーブ用メンテナンスキットSOD-452の収納ケースにジェネレーターをセットし、六角レンチでノズルを取る。

DSC065384.jpg


この部分がメッシュになっている。
ススが溜まり黒くなっている。

DSC065394.jpg



針で突きまくり、ススを少しずつ除いていく。
楽しい作業(笑)
歯ブラシで擦っても効果的だ。

そして、ガソリンにドブ漬け。
ペットボトルの蓋が丁度良い(笑)

DSC065404.jpg


放置後、針や歯ブラシで再度清掃。

セットし直す。

弱くなっていた火力が完全復活!!!
詰まれば、またこの作業の繰り返し。
消耗品だと思っていたジェネレーターユニットが半永久的に使えるようになった!

これで、残り少なくなってきたジェネレーターユニットの数を心配することなく、旅ができる。
ジェネレーターユニットの交換のために、MUKAストーブをやめようと思っている人には朗報だ。
ちょっとしたことだけど、僕達には大きな発見だった。
これで、長期旅行でも使い易い一品になったのは間違いない。


※今のところ問題なく使えていますが、説明書等に書いていない方法なので、自己責任でお願いいたします。

  
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2015 / 08 / 11 | Category : アウトドア関連  | comments(10) | 

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▶ Comment

赤ガスを使用するならワコーズのフューエルワンという添加剤を混ぜて使用するとカーボンを洗浄してくれるので調子よいです。
2017.03.16 13:32 | URL | 諌山 黄泉 #- [edit]
貴重な情報ありがとうございます!
こんな商品があるんですね!

<F-1 フューエルワン(ワコーズ)>
ガソリン・ディーゼル兼用燃料添加剤。高性能清浄剤PEAの作用により、燃料に添加するだけで燃焼室・吸排気バルブ・インジェクターなどに堆積したカーボン・ワニス・ガム質などを除去し、新車時のエンジン性能を取り戻します。また燃料の酸化劣化や燃料タンクの腐食を抑制します。2~3回の連続使用が効果的です。


洗浄剤入りの「プレミアムガソリン」などを燃料に使うと、どうなるのだろうか・・・。
もし、使ったことのある方がいらっしゃれば、コメントください^^
2017.03.22 23:27 | URL | ようゆか #- [edit]
PEA
MSR old WhisperLite not shaker needle type.
Castrol PEA Regular gasoline berry good.
2017.06.16 18:37 | URL | HO #- [edit]
PEA
シェーカーニードルの無い、旧MSRのウィスパーライトで赤ガスを使うと、ニップルより、2分でワイヤーのあるパイプが詰まる。
カストロールのPEAを添加すると詰まらないことが実感できる。
ハイオクに含まれている洗浄剤は期待できないので、ハイオク使うならPEAを添加した方がよいと思う。
2017.06.16 18:46 | URL | HO #- [edit]
PEA
PEAはゴムを攻撃するらしいので、添加量は、厳守した方が良い。
PEAは不燃物で、ノズルの廻りに、真っ黒いネバネバ液体が付着する。ティッシュで簡単に拭き取れる。
冷えてもネバネバ液体は固くならない感じで、次回の添加も、そのままプレヒートして点火できる。
旧MSRのウィスパーライトは、ホワイトガソリン専用であるが、ガソリンニップルのまま、灯油にPEAを添加して青火で良く燃焼します。
ジェネレーターの蓄熱が少ないので、弱火とバルブ全開時には、熱不足で気化出来ない灯油が出ることもあるが、気化できる範囲が広いので実用できます。
灯油100%でもOKですが、灯油に赤ガスを混ぜるとプレーヒートが楽になります。

MUKAストーブのジェネレーター内部には、2個のフィルターが内蔵されているらしいので、このネバネバ液体により詰まるかもしれない。
フィルターはジェネを分解すれば外せるらしいので、PEA添加での使用価値はあると思う。
2017.06.16 19:03 | URL | HO #- [edit]
PEA
「Castrol エンジン内部清洗剤 ガソリン車専用」200ml入りで赤ガス50リットルに対して200mlだから、1リットルに対して4mlですね。
1本 800円位だった。
ガソリン車専用ってのは、想像するには軽油の潤滑成分を分解するのでディーゼルエンジンのバルブの潤滑不良が発生するのではないかと思う。

たぶん、ワコーズのフューエルワンは、PEAが50%含有。
カストロールはPEAの含油率が未記載。でも効果あるよ。
PEAの有害性とか発癌性のデータが見つからない。
「長時間匂いを嗅ぐと有害」の記載はある。
2017.06.16 19:24 | URL | HO #- [edit]
>HOさん

貴重な情報ありがとうございます。

旧MSR商品はホワイトガソリンオンリーで赤ガスを使うとカーボンが詰まって壊れるんでしょうね。
そこに、HOさん紹介の「Castrol エンジン内部清洗剤 ガソリン車専用」を入れると、カーボンが出なくなるので、旧MSRでも使えるということですね。

・Castrol エンジン内部清洗剤 ガソリン車専用
http://amzn.to/2rsmpZx


MUKAストーブで言い換えると、使用とともに、内部にカーボンが溜まり、詰まってしまう(火力が弱くなる)ので、このエンジン内部清浄剤を適量添加すると、内部カーボンがでなくなり、ホワイトガソリンを入れた状態で使える。
つまり、今までと比べ物にならないほど、長持ちする可能性が高い。

カーボン(固体)が溜まらない代わりに、黒い粘性状のものが生じるが、これは液状であるため、容易に拭き取れるのでは?
ってことですね!素晴らしいです。ただ、MUKAストーブのオーリングがシリコンラバー製なので、少し心配ですね。
ゴムとシリコンでは耐久性が全く違うので、大丈夫かもしれませんが…。

いやー、本職の方でしょうか?本当に貴重な情報および考察まことにありがとうございました。
2017.06.18 11:21 | URL | ようゆか #- [edit]
こんにちは。
御返事有難うございます。
前回、投稿したものが文字化けで削除されていました。
記載するページで文字化けします。

MUKAのOリングはシリコーンゴムなのですか、ベトベト液体は不燃物のPEAが濃縮されたものと考えると、添加量を守っても濃くなるのでゴムへの攻撃が強いと思います。

改善案として、Oリングの材質をフッ素ゴム(FKM・4種D・バイトン)にしてはどうでしょうか?
フッ素ゴムはゴムの中で結構耐薬品性に優れています。
価格もNBRゴムに比べ高いですが、小径のものなら100円位で、送料の方が高いので、ヨドバシカメラのネット通販が送料無料で狙い目です。

MUKAのジェネレータ再生は、貴殿のブログでしたね。
貴重な情報有難うございます。

自転車で世界一周とは、素晴らしいい。
根性入っていますね。
私も数十年前にブリジストンサイクルの実業団選手と監督をした人と、一緒にランドナーでツーリングしたことあります。

一体型ストーブばかりですが、ストーブ好きでしたら見ると楽しいですよ。

http://hisuaki.blog31.fc2.com/blog-entry-2906.html
2017.06.18 14:27 | URL | HO #- [edit]
>HOさん

投稿削除の件、すいませんでした。
全て文字化けしていましたので、削除させていただきました。

MUKAストーブのOリングについてですが、シリコングリースを使っていただけで、シリコンゴムの記載を見つけることができませんでした。私も興味があるので、現在問い合わせ中です。。。

ホームページの情報量すごいですね!
ストーブのプロと言って過言ではないですね!
(((((((( ;゚Д゚)))))))

新富士バーナーから新しいストーブが近々リリースされます。
ガソリンもガスも同じストーブで使えるという、今までにない新しい構造になっています。
新しいバーナー調査にいかがでしょうか?

http://www.shinfuji.co.jp/soto/news/sod-372_615/
2017.06.18 15:34 | URL | ようゆか #- [edit]
SOTO SOD-372ですが、すり蜂のヘッドで耐風性は向上していると思いますが、まったく魅力を感じません。

販売延期はさておき、カタログスペックの発表もないようですし。

MUKAより五徳が小さく畳めなさそうだし、本体が真鍮で重たそうだし、本体とホースの接続写真無いから輻射熱でパッキンやられて漏れ懲りてないのですかね。
CB缶も接続できなさそうだし。

MUKAのヘッドを耐風性あげて、プレーヒート皿追加して、MUKA用のOD缶接続アダプターの別売りして、SIGG FIREJETのようにホース脱着接続にした方が魅力的と思います。

新商品には、トラブルが付きものですから、直ぐに手を出さない方が良いですよ。
2017.06.18 16:55 | URL | HO #- [edit]

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