フンコロガシ。
名前は誰でも聞いたことあるだろう。
実物を見た人は少ないのではないだろうか。

ゾウのフンがあるところに、フンコロガシあり!
ってことで、日常的にゾウがいるボツワナで人生初めてフンコロガシを目撃した。
しかも、多数(笑)


フンコロガシと言う名前は通称。
本当の名前は糞虫(ふんちゅう、Dung beetle)と呼ばれる。
訓読みすれば、クソムシ。
うーん。
かわいそう。

糞虫はコウチュウ目(鞘翅目)・コガネムシ科、およびその近縁な科に属する昆虫のうち、おもに哺乳類の糞を餌とする(食糞)一群の昆虫を指す。食糞性コガネムシとも呼ばれる。

食糞性・・・。

(((((((( ;゚Д゚)))))))

かわいそう。


名前的には虐げられているフンコロガシ、実はすごい昆虫なのである。
その隠れた秘密を紹介しよう。


▼ ビックリするぐらい速く飛ぶ。

鳥が飛んでいると思わせるぐらい速い。
そして、飛行中の音はハンパない。
「ぶぃぃぃぃーーーーーーーん!!」
と激しい音を上げて飛んでいるもんだから、初めはデカイ蜂かと思った。


▼ 見た目はカブト虫(メス)

完全に騙された。
カブト虫発見!!と喜んでいたら、フンコロガシ。
この虫がフンコロガシと気づいたのは、糞を転がしているのをはじめて見たとき。
ちなみに、棒でつついていじめると、ジージーとネジ巻きオモチャのような音で鳴く。

IMG_0736.jpg


▼ 空から得た情報を元に動いている

彼らは闇雲に動いているわけじゃない。
頭を地面に、おしりを空に向けて、後肢で巨大な糞玉を蹴ってまっすぐに進む。意外なことに、天空の光を頼りに方位を見定めているという研究報告(Proceedings of the National Academy of Sciences)が最近あった。



▼ 糞のサイズは多種多様

僕たちが見つけたフンコロガシ。
転がす糞はゾウのものだが、糞のサイズや形状が多種多様だった。

身の丈を分かっているフンコロガシ

IMG_0772.jpg


身の丈知らずのフンコロガシ

IMG_0777.jpg


▼ 糞の形状は多種多様

基本は丸型。

IMG_0776.jpg


丸型だと前後左右動ける二次元フンコロガシ。
転がしやすく、普通はこの形だろう。


しかし、形はこれだけではない!!
まさかの俵型(笑)

IMG_0778.jpg


俵型だと、一方方向しか進むことができない一次元フンコロガシ。
草むらまで運んできているのだから、頭が下がる思いだ。
血の滲む苦行だっただろう。


フンコロガシ、奥が深そうだ。
ただ思うのが、糞玉を作って、一体どこに持って行くのだろうか。
糞玉の中に卵を産むなら、何となく分かる。
転がしている糞の主な用途は食用らしい。
あんだけ力強く、高速に飛ぶことができるのに、せっせと糞を転がす姿は何か違和感がある。
圧倒的にエネルギーの無駄使いな気がする。
転がす最中は無防備この上ない。

疑問が膨らむ一方だ。
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2015 / 10 / 11 | Category : ボツワナ  | comments(0) | 

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