ライオンと言えば、タンザニアやケニアの国立公園を連想するが、ここボツワナにも生息する。
そして、僕たちがこれから走ろうとしている道によく出没すると言う噂だ。

ライオンロード


パンダマテンガ ⇒ ナタ
約200km区間にライオンが出没するらしい。
しかも、この200kmは無人地帯なのだ。
国立公園内だから、人が住めないようになっている。
つまり、補給も助けも得られない。

(((((((( ;゚Д゚)))))))

そう、ライオンのいる道を自転車で走らなければならないのだ。
車であれば問題ない。
ボディが体を守ってくれる。
スピードだって、ライオンより数段速い。
ここの制限速度は120キロ(笑)高速かよ!!

IMG_0787.jpg


しかし、自転車は・・・。
体がむき出し。どう頑張ってもライオンよりスピードは出ない。
ここは動物園ではなく、サバンナのど真ん中、自転車が襲われたらひとたまりもない。

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極めつけは、キャンプ場で

「ライオンさっき見かけたぞ!!自転車で走って大丈夫か!?」
「怖くないのか!?」

という、地元民の言葉。
ライオンなんか滅多に現れないものだろ!?
と思っていた。その言葉で場の空気は凍りついた。
怖いさ。怖いけど、走ってみたい気もするじゃないか!!

200キロの無人地帯を乗り切るために、野宿という選択肢を捨てた。
さすがに、ライオンがいるところで夜を明かすのは怖過ぎる。
早朝出発して、夕方までに走る切ることにした。
ライオンは夜間に狩りをするので、明るい内に走る分には大丈夫だろう。

走り始めてすぐ、衝撃の死骸を目撃する。

IMG_0784.jpg


ハイエナだ。
正直、ハイエナってゴールデンレトリバーサイズだと思っていた。
しかーーーし、こいつはツキノワグマサイズだぞ!?
アフリカのハイエナの大きさは世界最大らしい。


いやいやいやいや、本気の肉食獣がいらっしゃる。
本当にこの道にはいるのだと確信できた。
野宿なんて100%あり得ない。
頑張って先に進むしかない!!


頻繁に目撃する巨大なアフリカゾウがかわいらしく思えてきた。
と言っても、その都度驚くんだけど(笑)

DSC066004.jpg


ゾウフンの攻撃にも遭う。

DSC065984.jpg


果てしなく真っ直ぐの道をひたすら走る。

IMG_0786.jpg


果てしなく広がる草原を注意深く観察しながら進む。

IMG_0785.jpg


ありがいことに、25キロに1つぐらい休憩所がある。
その都度、休憩し、ペースを維持する。

DSC065964.jpg


しかし、この休憩所も危険!!
ここは野生動物エリア、自己責任で休憩してください。

IMG_0791.jpg

と書かれている。休憩も自己責任。
恐るべし、ボツワナ!!


パンダマテンガから140キロで国立公園を抜け、そこのチェックポイントでおばちゃんがジュースを売っていた。安堵のジュースうめぇぇー!!

そして、150キロ地点にキャンプ場があった。
良かったー。
野生動物に怯えながら寝ることがなくなり、みんな大喜び。
そして、無事にこの道を抜けられたことに安堵したのだった。


しかし、ボツワナは一筋縄では終わらない。

つづく
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2015 / 10 / 13 | Category : ボツワナ  | comments(2) | 

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▶ Comment

ライオンリスク、ですか。。。当に食うか食われるか(食うことはないか(笑))ですね。
僕は今イタリアのジェノバで、ヨーロッパを走っているとアドベンチャー要素が無さ過ぎて、ドキドキ感が欲しいところなのですが、ライオンに食われるのは勘弁です(笑)!
2015.10.15 04:40 | URL | Sekitoba #JyN/eAqk [edit]
>Sekitoba さん

食われなくて良かったですw
ヨーロッパでもアドベンチャー要素を探せばありますよ。
krizna-jama(スロベニアの鍾乳洞)。

http://www.krizna-jama.si/sredina_english.html

僕たちは行けなかったけど、アドベンチャー要素ビンビンです。
オススメです!
2015.11.01 03:30 | URL | ようゆか #- [edit]

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