過去の失敗や成功を糧として自分の限界を理解し、自分なりの尺度をもつことは、旅においても、生活するうえでも大事なことだ。

たとえば、お酒の飲める量。
記憶を失う・・・これが限界量。
しかし、年齢やその日の体調により、その量は変わる。

常にアップデートが必要だと思う。
そして、限界を頻繁に行うと、支障が来たす事になる。
なので、自分の中での限界(最長例)を知ることは大事なのだ。


自転車は、内的要因(自分の体力など)と外的要因(気温、風、標高、荷物など)が密接に関わっているので一概には言えないが、最長距離は「自信」という点で重要だ。
僕の今までの最長距離は1日200キロ(荷物を積んで)。
1週間毎日100キロ以上走ると膝がおかしくなる。
これを目安にしている。

一方、ゆかの最長距離は1日100キロ(荷物あり)。
やはり、100キロ前後になると自信がなくなってしまう。
自分の中の経験のなかから、100キロ前後が限界だと決め込んでいるからだ。


では、その限界をどうやって突破するか!?
僕なりに考えてみた。


限界を突破する方法



① 経験のアップデート
② アップデートしなければいけない状態をつくる
③ 自信の向上

つまり、「経験の上書きと成功の体験」が新しい自分の限界を作るのだ。
でも、リミッターを外すのは勇気がいること。
逃げ場を無くすことが新たな一歩を踏み出す糧となる。



前例の打破をしなくちゃなと思っていたところ、良い区間があった。
アルバカーキ付近からサンタローザという街までの150キロ区間。
50キロ登り、100キロ下り。
道も高速なので問題ないはず!
そして、この区間、逃げ道がない(ホテルやキャンプ場がない)。
この絶好の前例獲得の機会にチャレンジ!


まず、序盤 登り50キロ。きついことはきついが、想定通り。

レアなルート66自転車標識発見!!グラウンドサークルを回りに回り、ルート66に戻ってきた。

IMG_0213.jpg


中盤の下り50キロ。強い斜めからの追い風があり、速度もみるみる速くなる。こりゃぁ、楽勝かも。想定通り。

道中、ラスベガスという看板が。。。んんん???
長らく走ってきて、知らぬ間に原点に?いやいやいや、アメリカにはラスベガスが2つあったみたいです。
こっちは、カジノのないこじんまりとしたラスベガスなのだろう。

DSC00014.jpg


終盤の下り50キロ。猛烈な向かい風に・・・。さっきまで助けてくれていた風が敵に。完全に想定外。
下りが下りではなくなり、必死に漕いでも進まない。
100キロ走ってる時点でそこそこしんどいのに、この50キロは過酷。
当初の予定は、中~終盤の下りは流す感じでいけると踏んでいただけに、キツイ。
でも、逃げ場がないので頑張るしかない!口数も少なくなったが、なんとか無事完走。

虹が祝福してくれた。

DSC00018.jpg


今回の経験は大きく、100キロがギリギリ行ける距離から大丈夫な距離に。
経験が自信をもたらし、スピードも加速する(せざるを得ないw)。
たまに、リミッターを外す事が、飛躍の第一歩かもしれない。
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2014 / 05 / 31 | Category : アメリカ  | comments(4) | 

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▶ Comment

ニュース和歌山の記事、拝見しました。
お二人の旅のご無事を祈っています。

和歌山のroad bikerより
2014.05.31 10:42 | URL | へのへのもへじ #JyN/eAqk [edit]
仕事を辞め、新婚旅行で世界一周なんてなかなか出来る事じゃありません
しかも自転車で・・・

世界中の人とふれあってステキな体験いっぱいしてください

くれぐれもお気をつけて 

七月からの連載楽しみにしています
2014.05.31 22:57 | URL | ちゃりこ #JyN/eAqk [edit]
> へのへのもへじさん
コメントありがとうございます。
ロードバイクとは異なりホント進むのが遅いですが、一歩一歩、着実に前に進んで行きたい(生きたい)と思います。
2014.06.02 06:20 | URL | ようゆか #- [edit]
>ちゃりこさん
コメントありがとうございます。
自転車旅は、人とのふれあいが醍醐味だと思ってます。基本、田舎ばっかり走っているので、治安は今のところ良いですね。体験を情報発信できるよう頑張ります★
2014.06.02 06:27 | URL | ようゆか #- [edit]

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