シュワルベ マラソンシリーズは世界を周る自転車旅行者に絶大な信頼を得ている。実際、ほとんどの人が利用していると思われる。過去にもシュワルベマラソンに関する記事を書き続けている。どれだけ好きなんだ(笑)

⇒ 世界中のサイクリストが絶大なる信頼を寄せる3つの装備
⇒ 世界一のツーリングタイヤ!シュワルベのマラソンシリーズで最も優れたタイヤはどれだ!?
⇒ シュワルベ マラソンプラスの寿命


そして、今回、タイヤの種類とタイヤの寿命について紹介する。
まず、見て欲しいのが、こちら。

DSC0870055.jpg

何の変哲も無いタイヤだが、何かが浮き出ている。これが、何なのか…を話す前に自転車のタイヤの種類について改めて記載しておく。


自転車のタイヤの種類(チューブがあるかないか)


チューブラータイヤ(チューブなし)


タイヤの中にチューブが縫い込まれているタイヤ。タイヤとチューブのズレによる抵抗が少なく、競技用としては最も普及している。異物を踏んでパンクした場合でも、急激に空気が抜けることが無い。ただし、パンク修理はかなり難しく、ほとんどの人は消耗品と考えている。1万円もする高級なチューブラータイヤでも、パンクしたら終わり…。レースに出る人が使うようなものだと僕自身思っている。

クリンチャータイヤ(チューブあり)


一般的なタイヤ。
タイヤとチューブは別体で、パンクしてもチューブのパンク修理をするか、チューブを交換することで、チューブラータイヤよりは簡単に復帰できる。

クリンチャータイヤは構造上リムに嵌めるために必要な「ビート」と呼ばれる部位があり、このビートの種類(材質)が2種類ある。

ケブラービート


DSC085543.jpg

ケブラーとは、ポリパラフェニレンテレフタルアミドという強化繊維の商標。ちなみに、ケブラーは東レ・デュポンが商標権を持っているらしい。

ちょっと、化学的な話をすると…。
ケブラーは、パラフェニレンジアミンとテレフタル酸クロリドの重合(アミド結合)によって得られるアラミド繊維の一種である。パラ位置換により、分子構造が剛直で直鎖状の骨格を持つために、高強度・高耐熱性であり、同じ重さの鋼鉄と比べて5倍の強度を持つ。有機溶媒にも溶解しないポリマーなので、濃硫酸で溶解した後、成形する

簡単に言えば…。
防弾チョッキにも使えるほど強力な繊維でビートを成形しているタイヤで、繊維であるため、軽く、折り曲げ小さく収納できる。僕もスペアタイヤとして、この種のタイヤを1つ持ち歩いている。




ワイヤービート


mara-n2.jpg

ビードが硬い鉄で出来ており、折り畳むことができない。
上記写真の左下に伸びている針のようなものがワイヤー(硬い鉄)なのだ。シュワルベのマラソン、マラソンプラスシリーズは「クリンチャータイヤ」の「ワイヤータイヤ」を採用している。


初めて出会ったワイヤー露出


DSC0870055.jpg

この写真、タイヤからワイヤーが剥き出て来ているのだ。
タイヤの延命措置を施すことにした。

まず、出ているワイヤーをカットし、タイヤにパンク修理用パッチを貼ってみる。
数日後、パンク…。
見てみると、カットしたワイヤーが以前よりも出てきている。

(((((((( ;゚Д゚)))))))

遠心力で少しずつワイヤーが出てきたようだ。
仕方ないので、無理矢理引っ張り、長めにカットしてみる。

Field_10934.jpg

線虫のようだ(笑)
しかし、数日後…、再びワイヤーが顔を出し、パンク。
ワイヤー無限ループ地獄!!!

(((((((( ;゚Д゚)))))))

ということで、タイヤ交換しなければならない状況になってしまった。


少し前にも実はタイヤ交換をしている。これも特殊だった。


初期不良?経時劣化?外れタイヤを引くとこうなる


DSC0857555.jpg

サイドカット。
以前もあったが、今回は様子が違ったのだ。
チューブがひどい状態に。

DSC0857655.jpg

どうひどいかと言えば、

DSC0857625.jpg

チューブに傷がつきまくっている!!
原因はタイヤだった。

DSC0858125.jpg

タイヤにも無数のライン跡が…。
そして、そのラインに沿ってサイドカットが生じていた。
サイドカットは外部から切れる場合がほとんどだが、今回は内部からのサイドカット…。これは「外れタイヤ」と言わざるを得ない。


最高の耐久性を誇るシュワルベ マラソンシリーズも内側やビートが壊れると、全く使い物にならない。想定以上の重い荷物を積んで長距離を走っていると、タイヤも「想定外」なことが起こるものだ。
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2016 / 05 / 26 | Category : 自転車関連  | comments(0) | 

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