1ヶ月にも渡るエベレスト街道トレッキングの記録。
1ヶ月も山に登っていると、たくさんの宿に泊まり、色んなルートを通ってきた。
その全貌を紐解いていく。

全ルートと宿泊した宿

青色:シバラヤ~ゴーキョ
緑色:ゴーキョ~ゴラクシェプ(エベレストベースキャンプ)
橙色:ゴラクシェプ~ゴーキョ(チョラパス経由)
黄色:ゴーキョ~サレリ
紫色のポイント:往路、復路で複数回宿泊した宿
総距離:約300km(GPSで登山ログを取っていないので大体の距離)
合計登山時間:153時間
期間:30泊31日


宿泊料がタダ!?エベレスト街道トレッキングの宿泊システム


DSC046076.jpg

掲題通り、ナムチェより標高が高くなると、宿泊料が交渉次第で無料になった。
条件は色々あると思うが…。思いつく条件を記載しておく。

・食事は宿で食べる
・ガイドやポーターを雇っていない
・2人以上のグループ
・人を連れてくる
・連泊する
・ある程度、宿が空いている

食事は宿で食べる


DSC046016.jpg

宿で食事を食べるのは大前提(最低でも夜ご飯)。
宿は、宿泊料で儲けているのではなく、「食事代」で儲けている。
なので、夜ご飯と朝ご飯は存分に食べるようにしていた。

ガイドやポーターを雇っていない


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ガイドやポーターを雇っていると、その方々の宿泊料や食事代は誰が払うのか?

誰も払わない。

つまり、宿にとっては、マイナスなのだ。
でも、ガイドを接待しなければ、(団体)客を連れて来てくれない。
そのため、夜ご飯は、客よりもガイドの方がリッチな食事を食べている(笑)メニューにない肉料理が出てきたり、酒を飲んだり…。

ロッジの数は本当に多いので、客を獲得するのに必死なのだ。

なので、ガイドなしの登山客のグループは喜ばれる。
とくに、複数人だったり、連泊だったり、人を連れてくると、喜ばれる。
人を連れて行くと、お互いにちょっとしたサービスを受けられた宿もあった。

温かい飲み物のサービス

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宿泊した23宿を徹底分析


30日間エベレスト街道トレッキングで宿泊した。
連泊したり、往路と帰路で同じ宿に宿泊したりしたので、全部で23の宿に宿泊した。それぞれの評価を以下に記載する。宿によって、居心地が良かったところと、悪かったところの差が大きかったので、是非参考にしてほしい。

No.宿泊地宿泊先宿泊費
ダル価格
(Rs)
標高(m)
登山時間(h)
評価
300シバラヤ
Shivalaya
River Guest House200
300
1800★★★☆☆
301ケンジャ
Kinja
NEW Everest Guesthouse100
350
1600
10h
★★☆☆☆
302ゴーヤム
Goyam
Tashidelek Lodge200
350
3200
7h
★☆☆☆☆
303ジュンベシ
Junbesi
Home Namasute Lodge100
350
2700
6.5h
★★★★★
304ヌンタラ
Nunthala
Himalayan Trekker Lodge300
350
2200
7.5h
★★☆☆☆
305ブプサ
Bupsa
Everest Guest House
100
350
2330
7h
★★★☆☆
306シュルケ
Surke
Thamserku Lodge100
350
2330
7h
★★☆☆☆
307モンジョ
Monjo
Top Hill Lodge100
450
2850
7h
★★★★☆
308ナムチェ
Namche
Sakura Guest House100
400
3470
2.5h
★★★★☆
309ドーレ
Dole
Dole Khumbila Lodge0
550
4040
6h
★★★☆☆
310マッツェルモ
Machermo
Snowland Lodge0
550
4420
3h
★★★☆☆
311ゴーキョ
Gokyo
Cho-oyu Lodge0
550
4750
3.5h
★★★★☆
312ポルツェ
Phortse
Namaste Lodge0
400
3800
7h
★☆☆☆☆
14ディンボチェ
Dingboche
Green Tara Guest House0
550
4300
6.5h
★★★☆☆
314ロブチェ
Lobuche
Sherpa Lodge0
700
4910
4h
★★☆☆☆
315ゴラクシェプ
Gorak Shep
Gorak Shae Himalaya Lodge0
670
5180
2.5h
★★★☆☆
316ゾンラ
Dzonglha
Hotel Green Valley0
650
4820
4.5h
★★★☆☆
317マッツェルモ
Machermo
Sherpa land Lodge0
550
4400
(10.5h)
★★★☆☆
318ナムチェ
Namche
Shanglira Guest House0
500
3460
6.5h
★★★☆☆
319チャウリカルカ
Chaurikharka
Tourust Lodge0
300
2640
7h
★★★☆☆
320カリコラ
Kharikola
New Bimala Lodge100
250
1980
8.5h
★★★★☆
321タクシンド
Taksindu
Panorama Guest House150
400
2950
7.5h
★★☆☆☆
322サレリ
Salleri
Laxmi Lodge200
2400
5h
★★★☆☆


宿の値段は2人1部屋の価格(交渉後)
ダルバートの価格は1人当たりの価格(交渉前)
1Rs = 約1.2円


エベレスト街道トレッキングでのオススメの宿は?


DSC047726.jpg

【 第3位 】
Sakura Guest House(ナムチェ)

ナムチェは宿激戦区なので、どこもレベルは高いと思う。
部屋も綺麗だし、サービスも良い。
この宿は何よりもダルバートは絶品だった。
⇒ 1ヶ月ダルバートを食べ続けて分かった!標高とダルバートは○○関係にある!


【 第2位 】
Cho-oyu Lodge(ゴーキョ)

居心地が良かった。
ご飯も美味しく、暖炉も早い時間につき、暖かい。
合計4泊もしたので、オーナーとも仲良くなった。

⇒ 登山中の「勇気ある撤退」をゴーキョで経験する


【 第1位 】
Home Namasute Lodge(ジュンベシ)

DSC047676.jpg

ご飯が美味しくて、美味しくて。子供が可愛くて、可愛くて。
復路も何とか泊まれないだろうかと考えたぐらいだ(笑)
⇒ エベレスト街道トレッキング最高の宿(ジュンベシ)!家族の暖かさと筋肉痛



最後に、走行時間について書いていこうと思う。

ローカルルートに苦戦しつつ、全登山時間153時間!


jiriearth1.jpg

ローカルルート(シバラヤ~ルクラ)を通ったので、コースタイムで大変な思いをした。
というのも、「地球の歩き方」に記載されていたコースタイムを鵜呑みにし、ルートを考えていたからだ。

地球の歩き方のコースタイムが鬼のように早いのだ!!

僕たちは、大抵の登山はコースタイム通り(休憩を含み)歩けるのに、シバラヤ~ルクラ間では1.5倍近くかかってしまった。
地球の歩き方のコースタイムを参考に計画を立てると、かなり大変な修行になるのは言うまでない。
⇒ シバラヤからケンザへ 迷い道に疲労困憊の初日

距離や装備の詳細はコチラ
⇒ ヒマラヤ エベレスト街道トレッキング完全攻略

ルクラから出発の場合は、地球の歩き方に記載されているコースタイムも正確で使いやすい。



最近の地球の歩き方は、「Kindle版」でも出版されており、重い本を持たなくて良いので、使い勝手が良い!ただ、ローカルルートのコースタイムは再考していただきたい。
⇒ エベレスト街道トレッキング中に「タブレット」が必要不可欠な装備だった理由


1ヶ月間のエベレスト街道トレッキングは、この旅の中でも、とくに思い出深いものになった。大変な思いも何度かしたけれど、自分のペースで、自分で考えたルートで一歩一歩進む。その先に見える絶景に何度も感動させられ、ヒマラヤもネパールも大好きになった。

時間に余裕がある方は、是非挑戦していただきたい!!
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2017 / 02 / 26 | Category : エベレスト街道トレッキング  | comments(0) | 

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