タイのアユタヤでインフルエンザにかかり、そのとき通院した病院のサービスと技術に感銘を受けた。
そんなタイの医療制度と病院事情(アユタヤのおすすめ病院)を紹介する。


国民に優し過ぎる社会保障制度


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1980年頃、タイの社会保障制度は公務員や医療関係者のみにしか適用されず、人口のわずか8%しかカバーされていなかった。
2002年の大改革「国民医療保障制度」が施行され、被保険者資格のカバー率が75%に達した。この制度のすごいところが、本人負担が30バーツ(約90円)、低所得者は無料で医療サービスが受けられるのだ(救急を除き、公立病院に限る)。

太っ腹過ぎるっ!!
(((((((( ;゚Д゚)))))))

タイ人の平均寿命の推移


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実際、社会保障制度が変更した2000年頃からタイ人の平均寿命は急激に伸びてきている。
100円または無料で診察の効果は大きく、救える命が増えているので、国民にとっては素晴らしい制度だ。

ただ、平均寿命が延び、高齢者が増えていくと、よほど資源等で国が潤っていない限り、この偏った社会保障はいずれ破綻するかもしれないが・・・。


タイの病院の種類


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タイには2種類の病院がある。

① 公立病院
② 私立病院

そして、公立、私立の中でも基幹病院がある。
私立の基幹病院が最も優れた病院であり、日本の大病院と比較しても遜色のない設備や医療技術を有する。医師は、医療先進国にて医学教育や研修を受けた方が勤務しており、日本の医学部に留学経験のあるタイ人医師(日卒医)や日本語通訳のスタッフが勤務している病院も幾つかあるのだ。

ちなみに、上の画像の写真はバンコクにあった私立病院。
(((((((( ;゚Д゚)))))))スゲーッ

タイで病気になっても何の心配もない!!

出産や一般的な手術なども概ね安心して受けることができるレベルらしい。


タイで有名な病院一覧


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バンコク、チェンマイ、プーケットなら日本語で何の不安もなく、受診できる!!
やっぱり、タイってすごい。
日本企業が積極的にタイで法人化する理由も分かる。
医療に対して不安がないってアドバンテージ大きいよね。
⇒ タイが世界で一番「日本に近い国」だと感じた6つの理由


タイは医療ツーリズム発祥の地


日本と同等の医療設備、安価な医療料金、観光資源をうまく利用し、医療ツーリズムを国家政策とするべく計画を打ち出している。その計画では、以下の三本柱が計画の中枢だ。

①高度な医療サービス
②スパや古式マッサージなどホスピタリティ溢れるヘルスケアサービス
③タイのハーブ製品

欧米の医療費は恐ろしく高いため、安価で高品質な治療を受けられるタイの医療ツーリストは人気だ。医療ツーリストの受入数は2001年の約60万人から2012年には約253万人に増加し、医療ツーリズムによる収益は127億バーツ(約406億円)と大きな外貨獲得源となっている。

医療ツーリズムの良い点は、医療機関に受診中、観光地で患者がお金を落として行ってくれるシステムだ。実際の収益は1000億を超えているのではなかろうか。
日本ももっと参入しても良いと思うのだが…。


アユタヤの日本語可能のおすすめ病院


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アユタヤには、日本語が話せるスタッフがいる情報は全くなかった。
上記に書いたように、日本語が可能の病院はバンコク、チェンマイ、プーケットの3都市だけだ。

なので、宿泊先の近くで、大きな病院。
これだけの条件で病院を決めた。
だって、情報ないんだもの。

アユタヤにある私立病院「โรงพยาบาลราชธานี」
(((((((( ;゚Д゚)))))))ヨメナイ

英語名で「rajadhani hospital」
GPS:14.343075, 100.608758

この病院が予想以上に素晴らしかった内容を紹介する。

日本が可能なスタッフが丁寧な説明を


受付で症状を英語で説明し、パスポートのコピーを取られ、診察を待っていると…。

スタッフ「ゆかさん、体温測ってください」
僕たち「えっ!(((((((( ;゚Д゚))))))))」
スタッフ「症状を詳しく教えてください」
僕たち「えっ!えっっ!!(((((((( ;゚Д゚))))))))」

日本語が喋れるスタッフがっっ!!
(((((((( ;゚Д゚)))))))

びっくりしたー。
日常会話レベルの日本語。
すごすぎる。
難しい単語(日本語)が分からないみたいだったので、英語で話すと…。

スタッフ「すいません、英語分かりません。日本語でお願いします」
タイでは英語よりも日本語を重要視しているのかもしれない。

病院は何かと特殊な言葉が多く、英語でも分からないことが多い。
そこに期待していなかった日本語…、もう何も心配はない。

医者とのやり取りもそのスタッフが翻訳してくれる。
もう、流れに身を任すだけだ。

保険証明書も楽勝!


病院に行くと、海外旅行保険の適用を受けるために、証明書や明細書を発行してもらわなければならない。その病院でもし前例がなかったら、説明するのも難しく、英語が通じないと恐ろしく大変だ。
⇒ ジョージア トビリシで病院に!悲劇の連鎖は続く

ホント、ジョージア(グルジア)では大変だった(涙)

一方、タイでは…。
スタッフ「保険証明書お作りしましょうか?」

何と!向こうから保険の心配をしてくれる!!!
もぅ!すごい!!ありがたい!!!(感涙)

設備も充実


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病院内は日本と同様の清潔さ。
職員はユニホームを着ており、一体感もある。
医療設備も充実している。

敷地内にコンビニ、カフェが併設されていた。
色んな国の病院に行ったけど、これほど充実した設備があっただろうか…。


トイレも日本並みの清潔さ


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キレイ!
言うことなし。
トイレ内には香りのディスペンサー付。

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ハンドソープにアルコール消毒、手洗いマニュアル完備!

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素晴らしい!!


受診後、タイの病院のすごさを再確認


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受診結果はインフルエンザ。
もちろん、タミフルのジェネリック薬品が処方された。

だが、それだけではない。
問診の際、「関節が痛い、鼻水が出る、咳が出る、熱が出る、喉が痛い」などと一般的なインフルエンザの症状を言ったところ!

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すべてに対応する薬が処方された(笑)
「痛み止め、鼻水止め、咳止め、解熱剤、トローチ…」
どんだけ、薬好きやねん!!!
(((((((( ;゚Д゚)))))))

その他に、抗生物質も多数。
日本で処方される抗生物質より有効成分量がかなり多く、びびる(笑)
国によって、有効成分の上限値が異なるんだなぁー。
と思いながら、薬剤師の姉に報告し、適切な薬を教えてもらうのであった。
本当に身内に医療関係者がいると心強い。

この場を借りて、ありがとうございました!
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2017 / 06 / 16 | Category : タイ  | comments(0) | 

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