自転車旅行と食べ物には非常に密接な関係がある。
自動車やバイクの燃料にはガソリンが使われている。
一方、自転車の燃料は食べ物なのだ。
まずは、栄養学の勉強から始めよう(笑)

ヒトがエネルギーを得るには?


ヒトは食べ物を食べ、エネルギー(栄養)を得ている。
食べ物に含まれている栄養には大きく分けて、たんぱく質(Protein)・脂質・(Fat)・炭水化物(Carbohydrate)の3つの栄養素がある(三大栄養素)。
この3つの栄養素は、人間に必要な栄養素の中で特に重要とされている成分である。

たんぱく質は体内で分解され、アミノ酸に。
脂質は体内で分解され、脂肪酸とグリセリンに。
炭水化物は体内で分解され、糖に。

それぞれが体内に吸収され、エネルギーとして使用されるが、最も早くエネルギーと使われやすいのが「糖質」なのである。

つまり、炭水化物の摂取が自転車乗りには非常に大事なのだ。
炭水化物とは、米、パン、うどんなどが挙げられる。


ラオスは世界で2番目に米を食べている


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ラオスでは「カオニャオ」という米が主食だ。

一人当たりの1日の米消費量(ラオス)はバングラデシュの世界第1位に続き、第2位だそうだ。(FAO CAST発表の2011年の統計をもとに集計したトリップアドバイザーの調査結果より)。
意外にも、日本の米消費量は世界第50位だという。

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ラオスは意外にも米大国なのだ。
でも、この米…、普通の米(うるち米)ではない。
「もち米」なのだ!


うるち米ともち米の違いは?


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うるち米ともち米の違いは、構成組成にある。

うるち米は:15~35%アミロース+65~85%アミロペクチン
もち米:100%アミロペクチン

アミロースは直鎖状の糖、アミロペクチンは分岐状の糖である。

分岐構造のアミロペクチンの方が直鎖構造よりも表面積が広いため、デンプン分解酵素が作用しやすい。
言い換えると、エネルギーになりやすい。

さらに、米を炊いたとき、うるち米よりもち米の方が吸水量が少ない。そのため、茶碗一杯あたりの炭水化物量は、うるち米よりも、もち米の方が多く、エネルギー効率も良い。

言うならば、もち米は自転車旅の理想食ではないだろうか(言い過ぎかw)。


ラオスの主食「カオニャオ」


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ラオスでは「カオニャオ(もち米)」をよく食べていた。
カオニャオは、籠のおひつに入れられている。
店でも家庭でもこの籠のおひつが使われている。

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僕たちは、カオニャオ入れと呼び、あの籠を持ち歩きたいと言い続けていた(笑)

実は、お店や屋台でカオニャオはあまり売られていない。
でも、カオニャオください!
と言うと、どこからともなく、おひつが出てくるのだ。
焼き鳥屋でカオニャオください!
と言えば、家からおひつを持ってきてくれ、提供してくれた。
カオニャオは裏メニューなのだ(笑)

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カオニャオの買い方、値段は?


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上記したように、カオニャオは裏メニューの店が多い。
そのため、値段設定もあまりなく、適当な感じ。
なので、いつもお金を渡して、それに見合った量のカオニャオを受け取っていた。

5000kp(約70円)で、ビニール袋にどかっと餅米のかたまりを入れてくれる。
とてもボリュームがあり、二人で一食に十分な量だ。
日本のような短粒種のもち米よりも弾力があって食べ応えがある。

ラオスに入ってすぐの頃はカオニャオの存在を知らず、ライスとおかずを注文していたが、カオニャオを知ってからは、パサパサな普通のライスを食べる気にならなかった。
オカズ2種(5000kp×2)とカオニャオのセットを屋台などでよく注文していた。
200円(2人)でお腹いっぱいになった。

カオニャオは自転車乗りには嬉しい主食だ。
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2017 / 11 / 08 | Category : アジア  | comments(0) | 

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