ベトナムは冒険心をかき立てられる鍾乳洞がたくさんある。
今回、ベトナムの世界遺産「フォンニャ・ケバン国立公園」の近くにあるパラダイスケーブ、日本名で「天国の洞窟」にレンタルバイクで行ってきた。

フォンニャ・ケバン国立公園は2億5000万年前に形成されたといわれており、アジア最古のカルスト地形により大小300以上もの洞窟が発見されているが、周囲の調査が始まったのはつい最近の事らしい。
現在までに発見されている洞窟の中でも、一般公開されている洞窟は少なく、最も有名なのは世界遺産に登録された「フォンニャ洞窟」と「ソンドン洞窟」の2つだ。
ソンドン洞窟は1991年に発見されたが、今でも洞窟に入る為には事前の許可が必要で、ロッククライミング等洞窟探検に必要な高度な技術を要する事から、未だ探検家のみ立ち入りが許される聖域なのだ。

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ソンドン洞窟は、気軽には行けない場所だ。
ちなみに、ソンドン洞窟は現在3泊4日のツアーが開催されている($3000)。
⇒ Oxalis Expedition Tours



いつかは行ってみたい鍾乳洞の1つだ。

一方、フォンニャ洞窟は、世界遺産という事もありフエやドンホイから多くの旅行者が訪れている。


さて、今回紹介する「天国の洞窟(パラダイスケーブ)」は2005年に英国洞窟研究協会(British Cave Research Association, BCRA)により発見され、そのスケールの大きさと美しさから、「世界一美しい洞窟」と認定されている。

今回、レンタルバイクで天国の洞窟で行ったので、紹介する。

ドンホイから天国の洞窟およびフォンニャ洞窟への行き方


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今回の計画は、ドンホイでレンタルバイクを借り、幹線道路を走り、天国の洞窟に行き、その後、フォンニャ洞窟を経由し、ドンホイに戻る計画だ。

レンタルしたバイク


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YAMAHA NOUVO(ヌーボ)LX 135
原付(50cc)ではなく、排気量は135cc!
日本では普通自動二輪免許が必要なバイクだ。
そんなバイクが免許証もない旅行者に普通にレンタルされている。
ベトナムではバイクの免許事情はどうなのだろうか。

ベトナムのバイク免許事情


50cc以下(原付)は無免許で問題ない。
50ccよりも排気量が多いバイクは免許が必要…。
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

外国人にレンタルされているバイクは100cc以上…。
無免許運転が常態化しているようだ。

今回、何も知らずに乗ってしまったが、レンタルバイクを選択する人は自己責任で。
(警察に捕まった場合は、多少の賄賂で解決可能らしい)


ドンホイからフォンニャ洞窟、天国の洞窟の道のりは?


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ベトナムの道はバイクが多く、大変な道のりになるかと想像できるが…。
田舎に行けばバイクも車も少ない。

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(世界遺産(フォンニャ)マークがハリウッドを彷彿とさせる)

道路も整備されており、問題なかった。
自転車と違い、やっぱりスピードが出るので、楽だ。


レンタルバイクの悲劇


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昼ごはんを食べ、目的地の天国の洞窟まで、後500m付近で突然起こった。

「プ、プスン」

セルスターターを何度動かしても動かない…。
キックスターターでやり直しても動かない…。
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

あれ?
登りが続いたから、エンジンがヒートアップしたのかな。
きっと、そうだ。

そして、バイクのメーターを覗き込むと…。

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44444 km
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
呪いだ。

そういえば、出発前に冗談で
「4のゾロ目で何か起こったら怖いなー」
と話していた。
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

バイクが謎の停止。
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

きっと冷却すれば、動き出すはずだ。
と思い、天国の洞窟までバイクを押し、何とか辿り着いた。

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つ、疲れた…。


世界一美しい天国の洞窟


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遊歩道が整備されており、階段を下っていくと、今まで見た鍾乳洞の中でも巨大な鍾乳洞が現れた。

ライトアップもド派手な原色ではなく、ナチュラルな光源が適切な位置に配置されており、美しい鍾乳洞がさらに美しい。

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パラダイスケーブは世界遺産ではなく、マイナーな鍾乳洞のため、人も少なく、ゆっくりと見ることができた。
適度な間隔に椅子もあり、ゆっくりできる点もオススメのポイントの1つだ。

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鍾乳洞の状態も非常によく、見どころたっぷりの良い鍾乳洞だった。

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謎の停止をしたバイクの運命は?


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冷却すれば復活するだろうと思っていた44444kmのバイク。

セル、キックスターターをするも反応なし。
僕達のキックが悪いのかもしれないと思い、現地人にやってもらってもダメ。

こりゃダメだな。
と現地人からも匙を投げられる。
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

近くの人に携帯電話を借り、旅行会社に電話するも、現状がうまく伝わらない。
キックスターターの仕方が甘いと思われたのかもしれない。

何もないド田舎に取り残される危機。
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

と思いながらも、最悪はたまに来る観光バスにバイクを突っ込めば、何とか帰れるか。
と妄想しながら、旅行会社とやり取りを続ける。

結局、迎えに行くから、待っていてくれ!
と言われたので、2時間程度待つことに…。

2時間後…。
車で来ると思っていたが、まさかのバイク一台!!
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

直せる自信があったのか、一人のおっちゃんがやってきた。
そして、鬼キック。

…。
…。
…。

ダメだね(苦笑)
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

どうするんだろ。
と不穏な空気が流れている中、おっちゃんがバイクに跨り、
「行くよ」
と言う。

ん?
どうやって??

まさかのバイク3人乗りを最後に体験することに(笑)
後半に行くはずだったフォンニャ洞窟にも行けず、残念だったが、何とか戻れて良かった。
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2018 / 01 / 15 | Category : ベトナム  | comments(0) | 

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