今までベトナムの食文化の素晴らしさについて、多く紹介してきた。
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⇒ ベトナムの路上屋台や市場の食堂街にハズレはない!

今回は、世界でも少ない「犬食文化」がベトナムに残っていたことを紹介する。


犬食文化とは?


犬食文化(けんしょくぶんか、食犬とも)とは、食用として犬を飼育してその肉を食べる習慣および犬肉料理の文化の事である。

19世紀以降は世界的に動物愛護の考え方が広まり、現代では伝統的に犬を食す地域での犬食に対し、外国等から批判が向けられることも見られる。

以前は、タイや台湾などでも犬が食べられていたが、現在は食べられていない。
現在でも犬食文化が残っている地域は、中国、ベトナム、朝鮮半島などの一部で、内臓を除去しただけのそのままの姿のものや小さく解体した形状などで犬肉が販売されている。

犬食文化が中国やベトナムに残っていることは知っていたが、「極々一部」の地域で食べられているものだと思っていた。


ベトナム北部で犬肉屋を発見!


IMG_13622.jpg

ベトナムで犬肉はthịt chó(ティッチョー)と呼ばれ、販売されていた。
この店は犬肉専門店のようで、よくよく看板を見ると、犬が…。

IMG_1362.jpg

一瞬、ペットの店かと思ったが、そんな雰囲気ではなかった。
犬肉だけで生計が成り立つということは、それだけの需要があるということだ。
ベトナム北部では犬肉はポピュラーな肉の1つなのかもしれない。


ベトナムでは犬肉の需要が高い?


ベトナムでは犬肉は幸運をもたらすと考えられている。
ベトナムの犬肉需要は国内で賄えないほど増えてきており、ラオスやカンボジアから輸入されているらしい。
ウィキペディアによると、タイで飼い犬がさらわれて、多数犠牲になってと言われており、年間50万頭にものぼると記載されていた。

((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

50万頭が密輸…。

ベトナムでは、極々一部の地域の人が食べるのではなく、一般家庭が犬肉を食べるようだ。


犬肉のお味は?


気になる味…。
愛犬家の僕にとっては、食べたい気持ちにはなれなかった。
食べた人の意見としては、思ったほど臭みはなく、豚肉に近い味だそうだ。

ということは、美味しいのかもしれない。

しかし、この言葉をご存知だろうか。

「羊頭狗肉」

意味は、見かけや表面と、実際・実質とが一致しないたとえ。
良品に見せかけたり、宣伝は立派だが、実際には粗悪な品を売るたとえ。
羊の頭を看板にかけながら、実際は犬の肉を売る意味である。

中国古来の考えでは、羊肉よりも犬肉の価値は低いとも言える。
犬の肉を食べる文化は、動物愛護の観点から、衰退の一途を辿っている。
ベトナムの犬食文化はいずれなくなるかもしれない。


犬は動物愛護でNG、その他の肉はOK。
宗教の決まりによってNG(イスラム教:豚、ヒンドゥー教:牛)。
牛はダメだが、水牛はOK(ヒンドゥー)。

よくよく考えると、全てヒトのエゴ以外の何者でもないな。
ヒトが生きている以上、必然的に様々な犠牲の上で成り立っている。
このことを肝に銘じて、日々生きていくことが大事なんだと思う。
屠殺現場は「生」で絶対に見たほうが良いと思う。
⇒ Lovely Days
⇒ トゥズ湖を目指して② 犠牲祭編

生き物を食べて、生きている認識があれば、食べ物を粗末にはできないと思う。
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2018 / 02 / 09 | Category : ベトナム  | comments(0) | 

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