春節(しゅんせつ、チュンジィエ)とは旧暦の正月である。
春節は中華圏で最も重要とされる祝祭日であり、新暦の正月に比べ盛大に祝賀され、数日間の祝日が設定されている。この時期に帰省する人の多さを「民族大移動」と揶揄(やゆ)するほどの年中行事となっている。中国では30億人が帰省すると言われている。

この真っ最中に中国を自転車で移動していた。
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
春節中に旅行をして、思ったことがある。
この時期は旅行に向いていない!!

なぜなら、都市部で働いていた人々が田舎に帰省するため、様々な場所がストップする。
例えば、宿、レストラン、商店…。
そして、移動手段(バス、電車、飛行機)も中国人の帰省客が非常に多いため、予約が取りにくい。

「移・食・住」全てが通常通りに行かない。
と思ってもらって良い。
と言っても、旅行できないほど店が閉まっているという事はない。

ただ、宿が空いていたとしても、通常料金の倍額の金額を取られることは覚悟しておいた方が良いだろう。
少し大きめの街の場合はとくにその傾向が強い気がする。

とにかく、安宿探しが大変だった。
通常相場と春節相場の違いに驚かされる宿もあるのだ。
すべての宿が、春節相場(ふっかけ)を提示してくる訳ではないので、良心的な宿を探す日々が続いた…。

そんな中、春節前日(日本で言う大晦日)に泊まった宿のオモテナシがすごかった。

田舎を走っていたため、宿もなく、日が傾き始め焦りだしていた頃、小さな看板を発見した。

Field_17753.jpg
(写真は夜だけど、夕方)

矢印に従い進んでみると…。

Field_17764.jpg
(写真は朝だけど、夕方)

謎の旅行者が春節の前日に来たものだから、一家がざわつき始める(笑)
春節のため、親戚等も集まっている様子だ。他の客は一人もいない。
もちろん、宿の方々は英語も喋れない。
そこで役に立つのは「漢字」だ。
漢字で筆談しながら、意思疎通し、何とか宿泊できることになった。
日本の漢字が何となく伝わるのは面白い。
ある意味、日本語と中国語は共通語なのかもしれない。
世界中でも日本語の漢字がそのまま通じるのは、中国だけなんだろうな。
と改めて思った。

泊まれて良かったー。
と安堵していると…。

「コンコン」
と宿の人が部屋に入ってきた。
何だろうか…。

意思疎通取ろうと試みるが上手く噛み合わない。
とにかく、来なさい。
という事なので、着いていくことにした。

そして…。
ドドンッッ!!

Field_17724.jpg

ん?
何だ何だ??
と、困惑していると、食べなさいと諭してくれた。

春節の料理をおすそ分けしてくれたようだ。

Field_17728.jpg


しかし、量が多い。
なぜか、ワイン…。
中国でワインを飲むとは夢にも思わなかった。

中国では、一般家庭で出された物を全部食べると失礼だ、と聞いたことがある。

これは、諸説あるようだが、客人に対して料理を出すときは、食べきれない量の料理を用意し、『客人が食べきれないほどの料理を提供した』という面子を大事にしている。もし全て残さず食べられてしまうと、「料理が足りなかった、客人を満足させることができなかった」と、ホスト側の面子を潰すことになるらしい。

た、確かに。
全部食べ切られる量じゃない(笑)
中国での初めての家庭料理は美味しかった。
やっぱり、家庭料理ってどこの国も美味しい気がする。
⇒ トルコの食 その③ トルコの家庭料理編
⇒ イランでホームステイ!お宅訪問は観光地よりも面白くハード

春節でも良心的な宿に出会うと、一般家庭の春節が味わえる♪
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2018 / 03 / 20 | Category : 中国  | comments(0) | 

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