中国は日本との二国間協定により、入国日を含めて15日までの滞在であればビザなしで入国できる。
⇒ 外務省(中華人民共和国)

自転車で中国を回るには15日以上は言うまでもなく必要だ。
かなり頑張って30日、できれば、1.5ヶ月~2ヶ月は必要だと思っていた。

中国に連続して15日以上滞在する場合は、以下の2パターンが考えられる。

① 日本などでビザを取得
② ノービザ入国後、中国国内の出入境管理局でビザ申請

中国ビザは煩雑で取得がやや難しい。
とくに、②は中国国内の管理局や公安によって、ビザ取得が可能であったり、不可能であったりする。
それに加え、30日ビザ取得までの日数が1週間程度かかり、申請日が開始日になるらしいので、実質23日ビザになるという、なかなかややこしい申請なのだ。

ちなみに、普通のビザ申請でも…。

1.申請表(当日記入)
2.パスポート
3.写真(背景白色)
4.往復航空券
5.ホテル予約確認証明書
6.お金(シングルビザ:約3000円、ダブルビザ:約5000円)

が必要であり、申請が煩雑なため、大半の人はビザの代理店に申請してもらう事が多い。
代理申請すると、値段は倍以上に跳ね上がる場合が多い…。

さらに、ビザ申請から取得まで4日もかかるらしい。
しかーし!!お金を払えば、早急に申請できるらしい。

ビザ申請から取得まで4日(普通申請):追加なし
ビザ申請から取得まで3日(加急申請):約3000円追加
ビザ申請から取得まで2日(特急申請):約5000円追加

中国のビザ申請は「Time is Money」なのだ。
高速道路等の渋滞は、たった1台の車の無理な割り込みが原因で渋滞が起こると言われているが、ビザの申請も無理な割り込みにより、一定の業務が妨げられ、遅くなっているような気がする。

さて、僕たちはというと、自由気ままに動く自転車旅でホテル予約確認証明書を用意することは不可能であり、帰りの飛行機チケットも持っているはずもない。
ブッキングドットコムなどの宿の予約サイトで一旦予約し、証明書を印刷した後にキャンセルすれば、ホテルの予約確認証明書を用意することができるが、面倒くさい。
帰りはフェリーで日本に帰ろうと思っていたので、チケットすら取得していない(もしも、日本発中国スタートの旅であれば、日本でビザを取得して、現地で延長手続きをしていただろう。ビザを持っていれば、延長は簡単。)。

中国ビザ取得は、面倒くさくて、時間もない。
という事で、できる限り、ノービザで中国を乗り切りたいと思っていた。


中国をノービザで30日滞在する作戦


自転車走行プランとして、ベトナムから中国を走って、15日以内に「香港」に行く。
再度中国に入国し、15日以内に上海に行き、フェリーで日本に行く。
フェリーは毎日出航していないので、香港で日程調整する。
という作戦だ。

香港は、中国「国外」扱いなので、ノービザ15日ルールがリセットされるのだ!
ベトナムから中国入国:15日
中国出国、香港入国・出国、中国入国:15日
合計30日ノービザゲット!


我ながら、現実的でスマートな方法だ。
今回、中国⇒香港⇒中国のノービザリセットを最も安価で効率的な方法について紹介しようと思う。


深セン(中国)から香港の国境は8箇所


hukudaviza.jpg

深セン(中国)から香港に入国するための国境は、8箇所あった(海路2、陸路6)。

いずれかから入国すれば良いが、僕たちには自転車がある。
深セン湾や福田から沙頭角に自転車で乗っていけば、距離が稼げる。

と安易に思っていたが…、香港と深圳の間は香港側に「禁區」と呼ばれる一般人が立ち入られない緩衝地帯が設定されているのだ。
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

つまり、自転車で自由に動けない。
自転車を香港に持っていくには、フェリー、電車、バスに積み込む必要がある。

僕たちの目的は、香港に一瞬入って、中国に戻ってくること(15日ルールのリセット)だ。
そのために、フェリー、電車、バスに自転車を積み込む労力とお金を無駄にしたくない。
できる限り、楽にお金を使わず、出入国できないものか。
と考えを巡らせ、中国人にも情報を聞き出した。

中国と香港の国境には上記したような緩衝地帯があるため、香港入国と同時にシャトルバスや電車に乗せられる。
緩衝地帯を抜けるまで、ドナドナ運ばれていく。
それも避けたい。
香港ドル持ってないし(笑)

そして、至った結論が、「出国と入国が合流している国境」に行こう。
出国してすぐに入国しようという作戦だ。
と思って、調べてみるが、わかるはずもない。
色んな人に問い合わせてみたが、良い回答を得られなかった。
まぁ、普通は香港満喫するよね(笑)

分からないなら、行ってみよう。
という事で、地図上から可能性がありそうだった「福田口岸」に自転車で行ってみた。

IMG_1406.jpg


この建物の下に自転車を停め、歩いて香港に。
もし香港中心部までドナドナされた場合は、一泊香港を満喫しようではないか。
思っていた以上にスムーズに出入国手続きが済み、香港に入国した。

ここからドナドナシャトルバスに乗せられるのか、それとも香港出国へ向かえるのか大事なポイントがあった。
周りの方々は香港に行くために来ているため、全員シャトルバスに乗り込む。

周りをじっくり観察すると、シャトルバスから降りる人(中国へ向かう人)がいた。
何とか合流できないか、彼らの動向を注視すると、合流できそうだと分かり、何食わぬ顔で無事合流(笑)

香港滞在時間数分(笑)

ミッションコンプリートである。
無事にノービザ15日間が無料で延長された!
ただ、帰り道が雨…、この先、数日雨…。
15日で上海まで行けるのか!?(汗)

新しい中国のスタンプを手に不安を抱えるのであった。
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2018 / 08 / 06 | Category : 中国  | comments(0) | 

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