中国に飽きたと言う理由で帰国することになった。
⇒ 旅の終わりは突然に


帰国するとなれば、動きは早い。
僕たちは飛行機に自転車をのせる際は用意周到に準備を進める。
何度もやっていると、メソッド化されてきたので、紹介しようと思う。


航空会社を決める


まずは乗る航空会社を決める。
チケットの安さだけではなく、総合的に決める。
自転車の取扱ルールが各社異なるので、入念に調べる必要がある。

① 複数航空会社(乗り継ぎ地で航空会社が変わる)利用は避ける
② 自転車の取扱ルールを確認する
③ チケット代の安さ
④ 食事の有無
⑤ フライト時間(発着時間)


空港の下見


IMG_1409.jpg
(深セン空港)

近くに空港がある場合は、まず空港に行ってみる。
空港によっては、当日チケットがないと入れない空港もある。
セキュリティーチェック(X線)の場所も大事だ。
自転車を梱包してしまうと、セキュリティーチェックで手間取ることが多いので、セキュリティーチェック後に梱包できるかどうか調べる必要がある。

自転車を分解できる場所、休憩できる場所を探す。
基本的に空港は広く設計されているので、問題ないが、たまに小さい空港もあるので、場所の確保も大事な任務の1つだ。
また、自転車を分解していると注目を浴びるので、できる限り人が少ない場所を選んでいる。必然的に空港の隅の方に陣取るときが多い。


直接交渉


自転車の取扱ルールが分からなかったり、ディスカウントしたい場合は、乗りたい航空会社のカウンターに直接行き、交渉する。

どういう形態であれば、飛行機に乗せてくれるのか?
梱包サイズは?
追加料金は必要なのか?

実際、自転車を見せて、確認すると分かりやすい。
できれば、チーフっぽい「男の人」に見せると話は早い。
ある程度年齢のいっている男の人が、カウンターにいるという事は、責任者の確率が高いからだ。そして、僕たちが乗る日もその場所にいる確率が非常に高い。
ちなみに若い女性は権限がなかったり、客室乗務員と兼任している場合が多いので、できるだけ避けるようにしている。

名前を聞いておくこともオススメだ。
自転車の追加料金は必要ないと聞いたと言うと

「誰が言ったんだ?」

と言われることがある。
その際、名前、名刺、サインなどをもらっておくと、非常に役に立つ。

この作業を繰り返すと、案外自転車は分解しなくても乗せてくれることが分かった。

僕たちの最終梱包形態は、ペダルを外し、リアディレーラーをゆるめ、空気を少し抜き、ハンドルを傾け、ある程度補強した後、ラップで巻くだけだ。
この方法が間違いなく一番楽。

Field_17875.jpg

自分で全部するため、ラップも事前に入手する。
どこの国でも市場の周辺に業務用ラップが売っている。
意外と行き当たりばったりでも見つかるものだ。

Field_17865.jpg


分解しないため、破損リスクは非常に少ないと思う。
飛行機輪行については以前まとめたので、詳細はコチラに
⇒ 飛行機輪行方法の利点と欠点!海外に飛行機で自転車を持っていく7つのおすすめ方法


今回は、深セン⇒関空(中国南方航空)を使う予定だったので、深セン空港の下見&中国南方航空で直接交渉をしてきた。


深セン空港を開拓せよ


IMG_1400.jpg

まず、自転車を運ぶルートを確認する。
自転車がラクラク入るようなエレベーターを見つけようと、色々探し回ったが、見つからない(汗)
入口もよく分からない。

空港の正面ではなく、自動車の駐車場のような場所から空港に入ろうとしていた(裏口のような場所)ので、案内標識等がない。
彷徨い続けた結果、エレベーターを諦め、階段で自転車を運び、移動することに。

直前に時間がなかったら、かなり焦っていただろう。

そして、深セン空港を自転車で見回った結果…。

IMG_1410.jpg

この空港は過ごしやすそう。
空間のゆとりもあり、自転車の分解場所、休憩場所も十分に確保できる。

よし!
次は、中国南方航空との交渉だ。


交渉事はチーフを探せ


空港は合格。
次は、航空会社との交渉だ。
上記したように航空会社のカウンターにいる中である程度年をとった男性を探す。
ビジネスクラスのカウンターにいる人もオススメだ。

ちなみに、中国南方航空の自転車の取扱ルールは以下の通り。
⇒ 中国南方航空の特別手荷物(手荷物サービス)

要約すると
自転車の重量、数量は無料預け手荷物に含まれる。
⇒ 23キロ/個、2個、合計寸法158cm以内の範囲内(エコノミークラス)

この範囲内であれば、無料で自転車を乗せてくれる。
範囲を超えれば、超過料金が必要なのだ。

注目すべきポイントは、「合計寸法」。
合計寸法以上になると、中国南方航空では1000元(約16000円)の超過料金が必要なのだ。

日本の航空会社(空港)では、サイズ超過や重量超過がかなり厳しい。
メジャーでしっかりサイズを計られる。
おそらく世界で一番厳しい気がする。

海外の航空会社(空港)は、重量超過は多少厳しいものの、サイズ超過はかなり緩い。
サイズは目視確認が多い。
しかし、自転車は明らかにサイズ超過なので、事前交渉の必要があるのだ。

実際に見せて、すり合わせをすると、超過料金が必要ないことが多い。
中国南方航空のカウンターに行き、チーフ風のオジサンとすり合せをして、
「ペダルを外し、ハンドルを傾け、空気を少し抜き、ラップで巻くだけでOK、追加料金も必要ない。」
という確約を得た。

よーーしっっ!!!

これで事前準備は終了だ。
宿に戻り、帰国チケットを取得する。
Eチケットは印刷せずに、スクリーンショットだけとって、カウンターに見せるようにしている。
カウンターでは予約番号さえ分かれば問題ないので、わざわざ印刷する必要もないのだ。

翌日荷物をまとめ、予定通り空港に向かい、事前に目星をつけていたスペースに行き、自転車を分解し、ラッピングをする。
すべて想定通り。

IMG_1411.jpg


中国南方航空のカウンターに行くと、昨日のチーフ風おじさんがいて、すんなりとチケットを発行してもらった。

IMG_1412.jpg


用意周到に準備したかいがある。
計画通りに物事が進むと、非常に気が楽だ。
何よりも、日本が待っている。

最後に自転車をX線に通して、セキュリティーチェックに…。
あれ?
入らない(汗)

Field_17877.jpg


X線に自転車が入らない。
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

いや、動揺しない。
こういうことは、今まで何度も経験している。
⇒ ロサンゼルス乗継の救世主エクスプレスコネクションカード

まぁ、何とかなるのだ。
横と縦が入らなければ、斜めがある!!
ここは中国、強引に入れれば問題ない(笑)

と、最初で最後の難関をクリアし、搭乗できた。

飛行機に自転車を乗せると、イレギュラーな対応が多いため、非常にストレスが掛かる。
しかし、用意周到な準備をすると、こんなにもノンストレスで搭乗できるのだ。
先の見えない冒険も良いが、事前準備をしっかりすることも大事なことだ。
関連記事


このエントリーをはてなブックマークに追加

こんな記事も読まれています

2018 / 09 / 03 | Category : 中国  | comments(0) | 

WHAT'S NEW?

▶ Comment

▶ Post comment

  •  お名前 : 
  •  タイトル: 
  •  アドレス: 
  •  URL  : 

  • 管理者にだけ表示を許可する