中国の深センから関西国際空港にたった3時間で到着する。

IMG_1416.jpg

早い。
飛行機って早い。
数日前まで、深センから上海まで約1500キロを自転車で走って、フェリーで2日かけて日本に帰国しようと思っていたので、劇的な変化だ。

余韻に浸る間もなく、ドリンク、ご飯と次々に消化していく。

IMG_1415.jpg

蕎麦を食べるのって、何年ぶりだろうか…。
改めて、日本なのだな。
と思わされる。

関西国際空港に着き、久しぶりの日本語の看板に感動するかと思いきや、中国で漢字ばっかり見てきたので、とくに感動することもなかった。

淡々と入国審査、関税と何も問題なくスムーズに。
2年ぶりの日本だから、何かもっとあるのかな。
と思っていたが、これまた、何もなくスムーズに。

きっと、日頃の行いが良いのと日本仕様の顔に変えたからに違いない。

changeface.jpg


日本に行く日に、髭を全剃りした。
旅行中に髭を全剃りしたことは一度もない。
元々、髭が薄いので、迫力は出なかったが、髭は旅人っぽい演出をしてくれる(笑)

髭を生やしていた本当の理由は…
「中東で舐められないために、髭を生やそう」
と考えていたが、中東の一般人は髭を生やさないという事実が…。
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

髭の怪しさのおかげで、無事に帰って来られたのかもしれない(笑)


何事もなく、日本に帰国。
平日の昼間に急に帰国したのにもかかわらず、両親が出迎えてくれた。

Field_17880.jpg


数ヶ月前にカンボジアで会っていたのもあり、感動はなかったが、安堵はあった。
やっぱり日本はホームだな。

「ただいま」

と言える場所だな。
と改めて再認識できた。

よく世界一周をして価値観が変わった。
と言う話を聞く。
そういう価値観の変化はほとんどない。

でも、認識の再確認は非常にたくさんの場面で感じられた。

「当たり前のことが、すごいことだ」
「非日常は日常があるから楽しいことだ」
「日々の積み重ねが大きなものになる」
「ヒトはいかなる状況でも生きていける」
「ヒトは一人では生きていけない」
などなど。

世の中の仕組みがちょっと人より分かった気がする。
世界中の人と接して、思ったことは

「もっと気軽に生きるべきじゃないか」
「一生懸命に働いているヒトは少ない」
「人それぞれ色んな生き方がある」


ただ、日本社会にいると、こういった認識が薄くなっていく。

日本は比べる人が多いからだ。
人を批判する人が多いからだ。
スタンダードを気にする人が多いからだ。

人と比べるより、自分達がどうしたいかなのに。

しかし、日本の一般的な考え方は、すぐに侵食してくる。
すぐに小さくまとまってしまおうと考えるようになる。
だから、思い出すのだ。

経験があるから、思い出せる。
しかも、夫婦で思い出せ、共感できる。
迷ったときは、同じ感覚をもった人が隣にいる。
お互い修正しあえる人生って素晴らしいものじゃないか。

この経験が僕たちの自転車世界一周の一番の宝ではないだろうか。
楽しいこと、苦しいこと、違う角度で同じものを見てきた。
2人で行ったからこそ得た「共感できる経験」。
何事にも代え難いものになり、これからも生き続けていくのだ。


--------------------------------------------
2014年3月から2016年2月までの約2年かけた自転車世界一周。
ブログは2014年から2018年までの約4年半かけて少しずつ書き上げた。
「絶対に最後まで書き上げる」
と言う、粘ちっこい信念をもとに、少しずつ帰国してからも書き続けてきた。
日々の小さい積み重ねが大事なのです。

最後まで見てくれている方がいらっしゃったら、ありがとうございました。
そして、更新頻度が不定期ですいません(汗)

自転車世界一周は、一歩踏み出す勇気と多少のお金さえあれば、誰でもできるものだと思う。
踏み出す勇気、応援します。

※ブログは一区切りと見せかけて、まだまだ続けます(笑)
膨大なデータが僕を呼んでいるー!!
関連記事


このエントリーをはてなブックマークに追加

こんな記事も読まれています

2018 / 09 / 09 | Category : 日本  | comments(4) | 

WHAT'S NEW?

▶ Comment

以前から折に触れブログを拝見していました。

私は学校関係の仕事で、春夏冬の長期休みを活かしてツーリングをしています。
旅を通じて見聞を広げよう!、自分を成長させよう!というような志は全くなく、好きな自転車で貧乏旅行しようという趣旨ですが…笑

私も彼女連れでツーリングすることが多く、お二人の旅の記録や道具選びなど、興味深く読ませていただきました。
様々な角度から各国の文化や特色を紹介されていて、発見があったり、笑えたり、考えさせられたり、人に話したくなる豆知識など楽しませていただきました。

まずはゆっくり体と心を休めて、また興味深い記事を読ませていただければと思います。
お疲れさまでした!
2018.09.29 21:27 | URL | ダーオカ #- [edit]
>ダーカオさん

心のこもったコメントありがとうございました。
帰国後も頑張って書き続けた甲斐がありました。
私が心がけていた、プラスワンの知識を理解していただけていたようで、嬉しく思います。
不定期ながら、見ていただきありがとうございました。

学校関係のお仕事は日頃は大変ですが、長期休みが取りやすそうですね。
ひとり旅はひとり旅の良さ、ふたり旅にはふたり旅の良さがあると思います。
やっぱり、2人のほうが楽しいはずです♪

現在、神戸在住ですので、なにかございましたら、連絡くださいませー。
ブログは1ヶ月に1~2記事ペースで更新は続けていくので、また機会がございましたら来てください。
2018.09.29 23:43 | URL | ようゆか #- [edit]
社会経験や研究者としての視点が、記事をより興味深いものにしているのでしょうね。
私もお二人と同世代なのですが、大人だからこそ、旅の中でより多く学べることもあるのだと気付いて嬉しくなりました。

この仕事を選んだのは、長期休みの取りやすさも重要なポイントでした(笑)
二人旅はいいですねー。陳腐ですが、喜びは2倍に、悲しみは半分になりますね。
互いの絆もグッと強まるような気がします。

ありがとうございます。私は東京住まいなのですが、今後は西側にも脚を伸ばしたいと思います。
これからも楽しく読ませていただきます。
2018.09.30 20:41 | URL | ダーオカ #- [edit]
>ダーオカさん

脱線記事が多いんですが、それが僕の特徴かと思ってます(笑)
同世代でしたか!
何歳になっても学ぶ姿勢、好奇心は大事ですよねー。

是非、自転車貧乏旅の楽しさを次世代の子たちにも引き継いでやってください♪
関西に来る際は、一声かけてくださいませー。
2018.10.02 23:57 | URL | ようゆか #- [edit]

▶ Post comment

  •  お名前 : 
  •  タイトル: 
  •  アドレス: 
  •  URL  : 

  • 管理者にだけ表示を許可する