中国は広い。
とても広い。

世界の面積ランキングおよび人口は
1位 ロシア(17,098,242 km2、1.4億人)
2位 カナダ(9,984,670 km2、0.36億人)
3位 中国(9,572,900 km2、13.8億人)
3位 アメリカ(同率)(9,525,067 km2、3.2億人)
5位 ブラジル(8,514,877 km2、2.1億人)

ちなみに日本は62位(377,972 km2、1.3億人)
思っていた以上に、カナダとブラジルの面積が大きく、ロシア、カナダの人口密度が低かった。

日本と中国を比較すると、面積は約25倍、人口は約10倍…。

世界の人口密度ランキングを調べてみると、ちょっと意外な事実がわかった。
日本の人口密度1として計算すると、

1位 マカオ(68.1)
2位 シンガポール(23.9)
3位 香港(19.8)
7位 バングラディッシュ(3.2)
8位 台湾(1.9)
13位 韓国(1.5)
18位 オランダ(1.2)
19位 インド(1.2)
21位 ベルギー(1.1)
23位 フィリピン(1.0)
25位 日本(1.0)
56位 中国(0.4)

と、なっていた。
マカオ恐るべし…。
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

上位には国土が小さい国がランクインしていた。
オランダ、ベルギーが日本以上に人口密度が高かったことは、意外だった。
この理由は、オランダ、ベルギーは国土が小さく、山岳地帯がないことが挙げられる。国土が平坦なので、住居に適する場所が多く、過疎地域が少ないのだろう。平坦なため、オランダ、ベルギーは自転車大国でもあった。
⇒ オランダの自転車事情!橋がなくても船がある

ちなみに、東京を上記の指数で当てはめてみると…。

東京(45.0)

日本で最も人口密度が高い都道府県は東京なので、マカオは東京よりも人口密度が高いことが分かる。

また、人口密度が高いイメージのあったバングラディッシュやインドは思っていた以上にランクは低かった。
この原因は、日本と同様、都市部と農村部の人口差が激しいことが挙げられる。
世界の「都市」の人口密度を調べてみて、上記の指数に当てはめてみると…。

1位 ダッカ・バングラディッシュ(129.5)
2位 ムンバイ・インド(96.4)

やはり、バングラディッシュとインドがランクイン。
ダッカの人口密度は東京の約3倍…。
強烈すぎる。
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

と、世界情勢ばかり書いていたが、本題は、中国。
中国には、大都市が「上海、北京、広州、深セン」の4つあり、中規模の都市は無数にある。
それぞれの都市間を高速道路や国道が張り巡らされている。
国土が広く、都市の数が多いため、アメリカを超え、世界最大の道路国家なのだ。

chinaroad.jpg


ちなみに、2007年の1年間だけで、日本の高速道路の総延長に匹敵する8300キロも建設されたらしい。
このように中国の高速道路、国道は近年目覚ましい建設ラッシュだったということだ。

そのおかげで、道路は思っていた以上にきれいで、路肩も広い。

IMG_1381.jpg

自転車には走りやすい環境にあると言える。
しかし、主要ルートを外れ、マイナールートに行くと、ダートになる。

IMG_1383.jpg


舗装した道路を走りたいので、出来る限り、主要ルートを通りたい。
しかし、今まで間違って高速に入ってしまったことが1度や2度ではない。
⇒ 恐怖!自転車が路肩のない海外の高速を走るとこうなる

国によっては、自転車も高速が走れる区間もあったり、そもそも道がないので、無理矢理高速を走らなければならない区間もある。

中国は、基本的に自転車は高速を走れない。
そのため、高速、国道などの見分け方は非常に大事だ。

chinamap1.jpg

中国では「G」と「S」で始まる道路がある。
Gは国道、Sは省道。
日本で言う国道と県道みたいなものだ。

グーグルマップでは、黄色または赤の道が普通の道、赤と緑の2色の道が高速道路だ。
しかし、中国ではグーグルマップは使えない。
インターネット規制が中国も激しく、色々と使えないものが多かった。
規制を回避するには、VPNを使えば良い。
イランも同様に規制が厳しかったので、以下の方法で回避したので、参考に。
⇒ グーグルが使え、Facebookが使えない!イランのインターネット規制事情とVPNによる回避方法

僕達は、インターネット規制の影響がないGalileo オフライン地図を使っていた。
⇒ 一度使ったら手放せない!自転車乗り必須地図アプリ「Galileo オフライン地図」


この地図アプリは非常に使いやすいが、事前にルート確認すると、中国の道路が目覚ましく発展しすぎており、マップに反映されていない箇所(道路がない)が多々あったり、どうしても高速を通らなければならないルートもあったので、不安要素は多かった。

そこで、中国版グーグルマップである「百度地図」を使っていた。

慣れるまで少し時間がかかるが、普通に使える。


さて、中国 初日に泊まった宿は、ベトナムに比べ、ボロく、暗かった。
ベトナムが如何に過ごしやすかったか、身にしみて分かる。

Field_17714.jpg


その宿で日本人自転車旅行者と合流し、情報交換をした。

Field_17715.jpg


東から来た自転車旅行者と西から来た自転車旅行者の情報交換は非常に大事だ。
今は、インターネットで情報はいくらでも拾えるが、やはり直前の生きた情報は何よりも安心できる。
⇒ 賢い旅人は先人の知恵に頼る タンザニアの宿の見つけ方


広い中国を旅するには、道路と地図の理解、そして、生の情報のおかげで迷うことなく旅できる!

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関連記事
2018 / 03 / 05 | Category : 中国  | comments(0) | 
この旅、最後の国「中国」に入国する。
ベトナムは非常に過ごしやすかった。
物価が安く、食事も美味しい、ラオスと違いインターネットも使える。
⇒ ベトナムの大衆食堂「COM、PHO」を攻略せよ!
⇒ ベトナムのローカルスイーツ「CHE(チェー)」を求めて各地を彷徨う
⇒ ベトナムの路上屋台や市場の食堂街にハズレはない!
⇒ ラオスの宿のインターネット普及率が最低レベルだった理由

都市部の交通状況だけ目を瞑れば、本当に良い国だった。
⇒ ベトナムが「バイク天国」になった3つの理由

あと、鍾乳洞好きにとっても最高の国だったように思える。
⇒ 世界一美しい鍾乳洞「天国の洞窟(ベトナム パラダイスケーブ)」にレンタルバイクで行ったら悲劇に出会った
⇒ ベトナムの世界遺産「ハロン湾」の現地ツアーがコストパフォーマンス最高だった件


そんなベトナムも終わりを迎えた。

ベトナム移動記録
vetroute.jpg

ラオスからベトナム(ドンハ)に入国し、ドンホイからデラックスバスに驚きつつハノイまで行き、モンカイまで自転車で走った。
⇒ ベトナムのバス(ドンホイ~ハノイ)が史上最高のデラックス仕様だった件


そして、ベトナムと中国の国境(モンカイ)に。

IMG_1379.jpg

国境はいつも地図を見ながら、双方の国の道路がつながっているところを見つける。
今まで国境がない!
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
という自体に陥ったことがないので、この方法で問題ないのかもしれない。

しかし、自転車で国境を渡ると、たまーにイレギュラーな出来事が起こる。
⇒ ザンビア危機一髪 黄熱病予防接種の必要性
⇒ そこまでやる!?難関「ウクライナ国境」を突破せよ
⇒ 緊張と興奮のイラン入国!やっぱりイランはすごかった
⇒ カンボジアからラオスへの国境(陸路)は入国税という名の賄賂が必要!?


お金に関することや別室送りや…、色々とある。
個人的には、イエローカードを持たずにザンビア入国が奇跡的にできたことが、一番ドキドキしていたかもしれない(現在はイエローカードなしでも入国可能)。

ベトナムの国境は何もないだろうと思っていたが…。

IMG_1380.jpg

謎の紙切れとお金の徴収。
アジアに来ると、謎の徴収が多い。
領収書があるということは、賄賂じゃないはず…。

紙切れの内容を調べてみると…。
về dịch vụ phục vụ cửa khẩu
「国境ゲートのサービスについて」

サービス料で徴収されたようだ。
審査官が言うには、自転車通過料金らしい…。
そんな国、ほとんどないぞ!!
と、ベトナムに教えてあげたい。

そして、中国入国。
入国にはX線に荷物を全て通さなければならなかった。
陸路でここまで厳重だったのは、ウクライナ、イランに匹敵する。
そんな国、ほとんどないぞ!!
と、中国に教えてあげたい。

中国は公安が厳しく宿に泊まれない、インターネット規制があるなど、煩わしいことが多いと聞いていた。
この旅、最後の国「中国編」どうなることやら。


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関連記事
2018 / 02 / 26 | Category : ベトナム  | comments(0) | 
今までベトナムの食文化の素晴らしさについて、多く紹介してきた。
⇒ ベトナムの大衆食堂「COM、PHO」を攻略せよ!
⇒ ベトナムのローカルスイーツ「CHE(チェー)」を求めて各地を彷徨う
⇒ ベトナムの路上屋台や市場の食堂街にハズレはない!

今回は、世界でも少ない「犬食文化」がベトナムに残っていたことを紹介する。


犬食文化とは?


犬食文化(けんしょくぶんか、食犬とも)とは、食用として犬を飼育してその肉を食べる習慣および犬肉料理の文化の事である。

19世紀以降は世界的に動物愛護の考え方が広まり、現代では伝統的に犬を食す地域での犬食に対し、外国等から批判が向けられることも見られる。

以前は、タイや台湾などでも犬が食べられていたが、現在は食べられていない。
現在でも犬食文化が残っている地域は、中国、ベトナム、朝鮮半島などの一部で、内臓を除去しただけのそのままの姿のものや小さく解体した形状などで犬肉が販売されている。

犬食文化が中国やベトナムに残っていることは知っていたが、「極々一部」の地域で食べられているものだと思っていた。


ベトナム北部で犬肉屋を発見!


IMG_13622.jpg

ベトナムで犬肉はthịt chó(ティッチョー)と呼ばれ、販売されていた。
この店は犬肉専門店のようで、よくよく看板を見ると、犬が…。

IMG_1362.jpg

一瞬、ペットの店かと思ったが、そんな雰囲気ではなかった。
犬肉だけで生計が成り立つということは、それだけの需要があるということだ。
ベトナム北部では犬肉はポピュラーな肉の1つなのかもしれない。


ベトナムでは犬肉の需要が高い?


ベトナムでは犬肉は幸運をもたらすと考えられている。
ベトナムの犬肉需要は国内で賄えないほど増えてきており、ラオスやカンボジアから輸入されているらしい。
ウィキペディアによると、タイで飼い犬がさらわれて、多数犠牲になってと言われており、年間50万頭にものぼると記載されていた。

((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

50万頭が密輸…。

ベトナムでは、極々一部の地域の人が食べるのではなく、一般家庭が犬肉を食べるようだ。


犬肉のお味は?


気になる味…。
愛犬家の僕にとっては、食べたい気持ちにはなれなかった。
食べた人の意見としては、思ったほど臭みはなく、豚肉に近い味だそうだ。

ということは、美味しいのかもしれない。

しかし、この言葉をご存知だろうか。

「羊頭狗肉」

意味は、見かけや表面と、実際・実質とが一致しないたとえ。
良品に見せかけたり、宣伝は立派だが、実際には粗悪な品を売るたとえ。
羊の頭を看板にかけながら、実際は犬の肉を売る意味である。

中国古来の考えでは、羊肉よりも犬肉の価値は低いとも言える。
犬の肉を食べる文化は、動物愛護の観点から、衰退の一途を辿っている。
ベトナムの犬食文化はいずれなくなるかもしれない。


犬は動物愛護でNG、その他の肉はOK。
宗教の決まりによってNG(イスラム教:豚、ヒンドゥー教:牛)。
牛はダメだが、水牛はOK(ヒンドゥー)。

よくよく考えると、全てヒトのエゴ以外の何者でもないな。
ヒトが生きている以上、必然的に様々な犠牲の上で成り立っている。
このことを肝に銘じて、日々生きていくことが大事なんだと思う。
屠殺現場は「生」で絶対に見たほうが良いと思う。
⇒ Lovely Days
⇒ トゥズ湖を目指して② 犠牲祭編

生き物を食べて、生きている認識があれば、食べ物を粗末にはできないと思う。

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2018 / 02 / 09 | Category : ベトナム  | comments(0) | 

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